写真が簡単に「絵画」に！？(^^;

便利な世の中になりましたね

ありきたり感が強い一言ですが、あらためてそう感じます

今回の「大人のソニーは。。。。

世界をアートに写す。
HDRで描く写真術

今や「死語」・「化石」化された言葉に思える「写真術」なる
熟語が21世紀の今、復活した模様です

それもこれもタイトルにある。。。。

HDR

のなせるわざ

HDRとはHigh Dynamic Range / ハイ・ダイナミック・レンジ

の略でフィルムカメラで言うところの「ラティチュード」と同等
の意味で、フィルム写真撮影において被写体の明暗のスケールを
写真画像の濃淡として表すことができる光量比の範囲と言う意味
ですが、早い話がフィルムで画像として表現できる露出の範囲の
ことですね

このデジタル版が、HDRになるのですがデジタル技術によるこの
機能の発達は凄まじく、1回の撮影で3カット（明るめ・暗め・
普通）撮れてしまいしかも夫々を組み合わせて1枚の理想的露出
度合のカットを作り出すと言うもの

これですと理論上、真っ暗や真っ白になってしまう部分がなくなる
ので人間の眼で見る画像と同等かそれ以上の画像を得ることが可能
になるわけです

更に「絵画調HDR」なる機能を用いることによりよりユニークで
幻想的な画像に仕上げることも可能になります

↑ が普通に撮影したビル群（煽りながら撮影してます）
これをHDR撮影すると。。。↓

へぇ～～　こんなに変わるものなのかって感じです
ビルの金属感など、昔のアメリカの摩天楼を見ているような気になります

更に。。。。

↑ ご存知日本版摩天楼スカイツリー。。。川面に写る水鏡
を意識して撮影。。。これ普通ですね。。これが ↓

これはスゴい。。川面の映り込みを強調させるような仕上がりで両サイドの
街並みのタッチもどことなく絵画調ですね

HDRにより、つぶれる部分と飛んでしまう部分を無くすと共に
絵画調により引き立てたい箇所や現実とは違う雰囲気にしたい
場合など、「ピクチャー・エフェクト～絵画調HDR」の設定は
実にクリエイティブで、撮影される方々のセンスや好みが出て
くるようで面白いです

写真術と言われた頃から、100数十年。。。デジタルの技術で
皆さん、写真術士ですね