70年代昭和歌謡屈指の名盤がハイレゾ化！

昨日からハイレゾ配信されています。。。。

今や芸能化の重鎮と言っても過言ではない大御所の1人

堺正章（マチャアキ）さん

歌に司会に芝居に、かくし芸に。。。多芸多才な方でも
有名ですがかつてグループ・サウンズのスパイダースの
リード・ヴォーカルを井上　順さんと務めておられた頃
から類まれな歌唱力とセンスで注目されていました

ザ・スパイダース時代の名曲の1つ。。。♪ バン・バン・バン ♪

解散後「さらば恋人」でソロ・デビューされ翌年の4枚～
5枚目のシングル「幸せへの招待」、「運がよければいい
ことあるさ」発表後に発売された2枚目のアルバム。。。

サウンド・ナウ！

これが昨日からハイレゾ配信されています

ジャケットは当時のアナログ LP です

実はこのアルバム、「知る人ぞ知る」70年代昭和歌謡屈指の名作なんです

サウンド・ナウ！　堺正章
日本コロムビア　1972年（昭和47年）7月発売

①運がよければいいことあるさ
②アップ・ダウン
③愛情
④若い旅人
⑤アパート借りたよ
⑥誰でも愛を求めてる
⑦僕の可愛い人
⑧ベイビー,勇気をだして
⑨恋人捜し
⑩幸福への招待
⑪田舎の教会で
⑫ともだちの朝

全曲を、あの筒美京平さんが手掛けられています

堺さんソロ第1弾にして大ヒットした「さらば恋人」

とにかく全曲を通じて当時流行していたアメリカの
ポップス。。。特に、ソウルやロックの影響が随所
に出ています

中でも、ソウルのテイストは凄くこの当時大ヒット
していた「モータウン・サウンド」やその派生とも
言えるレコード会社（レーベル）の楽曲を思わせる
曲がちりばめられています

↑ このアルバム誕生に不可欠と言えそうな2曲。。。 ↓

ハニー・コーンと言う女性3人組のヒット曲
 " Want Ads " 邦題「希望に燃えて」と
" One Monkey Don't Stop Show Now " 邦題「愚かなモンキー」




堺さんのこのアルバム、ぜひ今の若い人に聴いて欲しいと共に
今の J-POP系アーチストにカバーして欲しいですね

「昭和歌謡」がブームとのことですが2016年の今や
80年代。。いわゆる昭和50年代後半から昭和60年代
あたりがメインなんて聞きます。。。昭和60年代は
わずか3年と少ししかなかったことを考えるとこれは
昭和歌謡ではなく「J-POP の走り」なんじゃないかと

昭和歌謡の黄金期は昭和30年代半ば、レコード大賞が
始まった以降、昭和40年代に全盛を迎えています

その原動力を陰で支えた人の1人が筒美京平さんであり
筒美さんが参考にされたのが60年代から70年代にかけて
のアメリカン・ポップスです　その中でもソウル・ミュ
ージックからのヒント／インスピレーションはかなりな
ものがあります

上の曲にインスパイアされた感がある「運がよければいいことあるさ」

歌手としての実力も折り紙つきな堺さんと、幾多の名曲を
生み出した筒美さんとのコラボによるこの名盤

ハイレゾ化によりCDを超えアナログに限りなく近い空気感
と臨場感を取り戻した名曲達をぜひ

 

若い人に。。。このウォークマンでぜひ聴いてください　NW-A30

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