MDR-1A ソニービルで試聴! [SONYヘッドフォン ウォークマン アナログ]
昨日ご紹介しましたSONYさんの新しいヘッドフォン
ソニービルに行く機会がありましたので試聴させて頂きました
ソニービルさんへはもう1つの用件、当ビル8階にある OPUS
と言う催事スペースに開催されているイベント
先にこちらにおじゃましてきました
藤井フミヤさんのナレーションをバックに「月への旅」をテーマに
肉眼では見えない、1,000万個の星を映せる光学式プラネタ
リウム投影機。。。。
「メガスターⅡ」
を使用した一大宇宙絵巻を展開
これが中央に鎮座していました。。。。。なんか宇宙船みたいな
月、地球もとてもリアルに再現されています
更にはSONYさんのプロジェクターを4台装備し天井にまで星空
をCGで描くと言う凝り様と言う滅多に見れないシーンにハイレゾ
化された、ラルク・アンシェル、マイケル・ジャクソンそして藤井フミヤ
の曲を映像にうまく合わせて演出しています
ちょうどタイミング良く入場出来たものの、帰る時、次の回を観るべく
並んでいる人の多いこと
平日にも関わらず、多くのお客様が並ばれている光景にSONY健在
を感じた次第
そんな感慨に耽りながらの、ヘッドフォン試聴
楽曲は2曲。。。。。昨日も紹介した、スティーリー・ダンの傑作
「ガウチョ」収録のヒット曲、「ヘイ・ナインティーン」、そして翌年
1981年発表~全米1位の大ヒットを記録したルーサー・ヴァンドロス
の、「ネヴァー・トゥ・マッチ」の2曲。スティーリー・ダンはMCA
でしたが、ルーサーはEPIC(エピック・ソニー)さんでしたねぇ
1980年産、ガウチョ by スティーリー・ダン
「ヘイ・ナインティーン」収録
1981年産、この年のSOUL系最大のヒットになった
ルーサーこと、ルーサー・ヴァンドロスのソロデビューアルバム
「ネヴァー・トゥ・マッチ」。。。アルバム全曲捨て曲なし
史上最強のウォークマンの名の通り、ハイレゾバージョンで
試聴したこの2曲。とても澄んでいてヘッドフォン特有の低域
が、この製品ではより強調されると共に低域までキレイに
清々しく聴こえました。。。。。確かに話題になるはずです
ところが。。。。。
ソニービルの女性スタッフの方が「こちらのケーブルに変えて
お聴きください」とのことなのでさっそくチェンジ
渡されたのが、コチラ
オプション(別売)のヘッドフォン・ケーブルで型式を
MUC-S12SM1 と言います(名前長い)
12 は長さ1.2m のこと。他にも、2m、3m が用意されて
いる様です。
6,000円強のプライスとのこと。果たして。。。。。。。
付け替えて~聴いて。。。。。ビックリ仰天
低域が全く違います。。。。
さきほどの清々しさとは打って変わってズンズン来ます。。。
正に低域。。。
個人的嗜好が大きく左右されるので意見は様々でしょうが
私はかつてのSONYさんのスピーカーに多く見られた少し
きつめな低域(言い換えると空気感を伴った感覚)に感じま
したが現代の技術により決して耳につんざく様な音域では
ありません。。。。てことは個人的に一番大好きな低域感に
なったと言うことです
選んだ曲にもよるでしょうが、ロック色の強い楽曲なら往々にして
同じ様な感じを受けると思います
なるほどなるほど~と聴いていると、「お客様が今お持ちのウォークマン
でも試聴してみてください」との嬉しい一言
「古いヤツだから、出すのが恥ずかしい」と言うと
「とんでもございません。ぜひお試しください」と言うので恐る恐る出すと
「あっ、A800 シリーズですね その機種は今でもファンが多くお使いの
方が多いですよ」とのリップサービスにしても嬉しいコメント
「では遠慮なく。。。。。」と言いつつポケットからゴソゴソと出したのが
やはり、古さは否めません。。。。2008年産のウォークマン
NW-A829 と言うタイプ
本機にも同じ2曲が入っているので早速、MDR-1A にて試聴
ケーブルはオプションの方でのみ試聴させて頂きました
ネヴァー・トゥ・マッチ
これは音源がCD(アナログと思いきや勘違い)から落としたもの
でしたが、イントロからして音が平べったく聴こえます
その分ヴォーカルも横一線上なのでルーサーの声も大き目に
聴こえますね。
ディスコの様な所や、何か作業をしながらのBGMとしては問題は
ありませんが、ウォークマンやステレオコンポで改めてキチンと
聴く様な環境だと完全にハイレゾに軍配が上がります
このアルバムは今なお名盤の誉れが高く全曲全てが素晴らしい
と評価を受けた作品なので、ぜひハイレゾでそれなりの環境下で
聴いて頂きたいと思います
ただ一つ、私の耳に問題があるのかも知れませんが、音に粒が
立つ様な印象は受けませんでした
ヘイ・ナインティーン
自己所有のアナログ盤(当時の米盤)からSONYのHDDプレーヤー
にダビングしたものがソースになっており、MP3 対応です。
ハイレゾを聴いた後、自分の方に変えて聴いた瞬間。。。。。。。
ぜんぜん違います
どう違うかと言うと。。。。
1つ1つの音の粒。。。。
空気感(同じ場所にいるかの様な錯覚)。。。。
音の立体感(これも同じ場所にいるか、ミュージシャン達の前で
聴いているかの錯覚)。。。。
そんな感じを受けました
ただし。。。。
ハイレゾではなく。。。。
アナログの方です
この曲を今回の環境下で聴き比べた結果だけを言えばアナログの圧勝ですね
大なり小なりのスクラッチノイズはあるものの、本ジャンルに強いカートリッジや
プリアンプを用いての録音だと、MP3云々は余り関係がない様に思えます
ただ、構造上ハイレゾを凌駕するにしてもその環境を整えるためには経済面
でもかなりハイレゾを凌駕することになるでしょう(間違いない)
そう考えると、アナログにより近くなり、手間取らず、どこへでも簡単に持ち出
せるハイレゾのメリットは計り知れないであろうと改めて痛感しました
来年以降、ハイレゾ化はますます加速すると思います。
アナログ(オリジナル)とは別物として捉えると同時に、音楽を聴く行為に
おける軽薄短小(簡便さ)から「個人的嗜好も含めた音質重視」を意識する
ことが、それぞれが好きな楽曲を、作り、奏でるミュージシャン/アーチスト
への敬意でありそろそろそういう価値観を音楽に持つのもよろしいのでは
と思う今日この頃です
ハードより、中に入っている音(曲)、音(曲)よりもミュージシャン(アーチスト)
ですからね
そうじゃないと、この国の音楽(産業)自体がいつまで経っても大人になれない
ままなのではと嘆くことしきりなここ数年
ルーサー・ヴァンドロス/ネヴァー・トゥ・マッチ
http://www.youtube.com/watch?v=pNj9bXKGOiI
当時としてはかなりハイレベルな録音なのではと思います
同じく、ルーサー・ヴァンドロス/シーズ・ア・スーパーレディ
http://www.youtube.com/watch?v=0tVUDpwNOX4
ディスコでも大流行り
イントロのチョッパーベースですぐ分かるほどのヒット曲
お早うございます
星を見ながら、良い音聞くの体験して見たいでーす。
by tarou (2014-11-12 09:21)
tarou 様
おはようございます。コメントありがとうございます。
星を見ながらの音楽鑑賞!素晴らしいですね。
どんな曲が良いか。。。。どんな曲でも良さげかも知れませんね。
自身の好きな曲なら!
by MONSTER ZERO (2014-11-12 10:48)