minolta( MINOLTA ) ～ SONY。。。。αシリーズ30年！

厳密に言えば、来年（2015年）の2月20日がオンタイムですが。。。。

世界初の（ボディにモーターが内蔵された）本格AF(自動焦点）一眼レフカメラとして
ミノルタ（現コニカミノルタ）さんから発売された。。。。。。。。。。。

α-7000


これこれ

発売から、間もなく（ほとんど）30年と言う月日が流れます

キヤノン、ニコンに代表される一眼レフカメラのシェアの中で常に（当時）Bクラスに
甘んじていたミノルタさんが正に起死回生のごとく発表～発売したのがこのカメラ

とぉ～にかく、売れました

羽が生えて売れるという言葉がありますが、正にそれを地で行くものすごさ

納期待ちが1～2ヶ月などザラ

α-7000発売の5年前にキヤノンから出たコンパクトAFカメラ、オートボーイの初代が
同じくらいの納期でお客様をイラつかせたそうですがその時と同じかそれ以上

とにかく一眼レフカメラ積年の夢だった「ピントが自動」と言う必殺技をキヤノンやニコン
よりも早く発売しちゃったんですから、そりゃもう大騒ぎ

この後、数か月でニコンさんがAF一眼レフ1号機 " F-501 " を発売しました.。


いかにも、ニコンらしいデザインでした　　　F-501

ミノルタさんはこの後1985年5月にプロ用とも言える上位機種 α-9000 を発売しました
その昔、ミノルタX-1と言うプロ用カメラがありましたが、それを彷彿させる自信作


これも名機　　α-9000

キヤノンが、EOSシリーズで猛烈な巻き返しを図るのにはこの時から2年を要しました
この間、キヤノンのカメラ担当セールスマン達はたいへんなご苦労だったそうです
でもこの時、今でも語られる名機キヤノン T-90 （通称タンク）が発売され一矢を報いた


モードラ付の雄姿　ミノルタ X-1


懐かしい キヤノン T-90


当時カメラ関連の仕事をしていた私ですが、平日の夜新高輪プリンスホテルでEOS初代
2機種の発表会に足を運んだ記憶は今でも鮮明に残っております


満を持して　　　キヤノンEOS-650




上位機種　EOS-630

今からすれば1980年代の製品とくれば古い以前の世界かも知れませんが当時は
余りの画期性と革新性に驚いたものです

そんな、α シリーズもミノルタさんがコニカさんと一緒になりコニカミノルタに
その後、コニカミノルタさんがSONYさんにカメラ部門を譲渡してしまいます

今年、SONYさんの代名詞的商品だった Vaio が譲渡されましたが立場が逆とは言え
一時代の終焉を感じます

SONYさんに移ったαシリーズはその後、とても大事に育てられ、ミノルタさん時代からの
（おそらく）念願だったシェア上位へと大躍進したのであります

そんなSONYさんですが今月末～来月にかけて3機種のデジタルカメラを発売

① RX100Ⅲ
② α 77Ⅱ
③ α 7s

以上の3機種です.

どれも先輩がいて後継機種ないしラインアップ強化商品ですがそれぞれの良さを
持ち合わせております。


RX100Ⅲ
黒バックがシブい
どことなく、ライカっぽい



α 77Ⅱ
高級感漂います
フィルムカメラの時代から高級AF一眼にある由緒正しいデザイン
カッコいいです。




α 7s
カメラカメラしてます。。。。昔っぽくてカッコいい


ブラビアにしろ最近のSONYさんデザイン、ナイスですね



ちなみに
世界初のデジタルスチールカメラはキヤノンさんから RC-701
1986年（昭和61年）のことでした。。。。。