SONY ハイレゾ製品シェア 98%！？！

以前も参考にさせて頂いた、BCNさんが10月までのデジタル家電
販売動向についてPOSデータの集計を元にした調査結果を発表され
ました

それによると、4Kテレビやレコーダー、ハイレゾ対応ポータブルオーディオ
プレーヤーの販売台数が、いずれも10月時点で前年の2倍以上の伸びだ
そうです

来年のオリンピックを見据えた動き、はたまた再来年予定の消費税10％を
睨んだ動きか。。。。。。いずれにせよ前年の2倍以上とは景気の良い話で
あることに変わりありません

殊にレコーダーに関しては、6基以上の地デジチューナー内蔵モデルにして
平均単価8万円台を中心に驚くなかれ前年の4倍もの実績だったそうです
但し、構成比が全体の6.5%と言うので絶対台数はまだまだ。。それでも
構成比自体も前年は1.8%だったことを考えると凄まじい

内訳はなんとパナソニックさんが全体の9割のシェアだそうです

DIGA／ディーガです

そして。。。。。

ハイレゾ対応のポータブルプレーヤー部門。。。。

ハイレゾ対応モデルの充実／拡大により平均単価が上昇
10月の市場全体の販売金額は1年ぶりに前年を8%強上回ったそうです

しかし、シブくてカッコいい色です。。。。小津カラーに通じる



逆に販売台数が1割ほどダウンしていることを見ると単価上昇がよく分かりますね

ハイレゾ対応製品は10月販売台数の内構成比は18.2%まで拡大し前年の
2倍の台数だそうです

シェアはSONYさんが98.1%を占めているとのこと

98.1%。。。。これは最早シェアと呼べる次元ではありませんね

この自由さ、清々しさが実現してもう36年

 

パナソニックさんがレコーダーの9割と言うシェアもそうですがこれは完全に
「独占」状態です

独占になってしまうと、対応製品そのものの寿命／将来性に疑問が生じて
くる可能性もありますね。。。。一部の人しか持たない（持てない）世界になり
幅広く普及されていくものではなくなってしまうこともあり得ます

せめて、2~3社でしのぎを削る。。。。「寡占」状態にならなくては供給側と
需要側が乖離してしまうのではないでしょうか

ハイレゾの素晴らしさを知れば知るほど、独占でいることの不安を禁じ得ません

より多くの興味ある「音源」の登場と、音楽業界とメーカーとが連携した啓蒙が
急務ですね。。。。ディーラーサイドでは限界があるでしょう

昨日のブログにありますように古今東西、ジャンルを超えた名作・名曲をより
リーズナブルに提供していく。。。。市場からリクエストを募りながらハイレゾ化
していく。。。。この様な動きも大事かも知れませんね

「一人勝ち」は理想ですが、「一人相撲」はマズいですよね

自由で自然。。。そしてスタイリッシュ。。ウォークマンのウォークマンたるゆえん