ハイレゾで聴く Japanese Blues！^^;

シブいアルバムがハイレゾ配信開始になりましたね

現在演歌／艶歌の大御所に位置する女性歌手

八代　亜紀さん

日本のブルース（ブルース歌謡）を歌い続けてきた彼女がいよいよ
本家アメリカのブルースにチャレンジしたアルバム

哀歌　／　aiuta

17日よりハイレゾ音源での配信がスタートしています

我が国永久不滅のジャンル・・・昭和歌謡・・・その中でも時代に関係なく
歌い継がれているのが演歌／艶歌です

演歌にもいろいろある様で、ちょいとオシャレ（ハイカラ）なムード歌謡や
アメリカのソウルミュージックを思わせるド演歌、POPSを演歌風にアレンジ
したポップス演歌、そして哀愁漂いスローなメロディに乗せて歌うブルース演歌

こんな感じでしょうか

八代さん初のミリオンセラー。。。120万枚の売り上げだったそうです
夜の新宿、裏通り～　有名ですね

今回の八代さんは、正に「ブルース演歌」。。。ブルース歌謡と表現されていますが
ここはやはり、ブルース演歌でしょうね

全12曲の内容は。。。。。

① St.Louis Blues
② The Thrill In Gone
③ 別れのブルース
④ フランチェスカの瞳
⑤ Give You What You Want
⑥ ネオンテトラ
⑦ 命のブルース
⑧ The House Of The Rising Sun
⑨ 夢は夜ひらく
⑩ Bensonhurst Blues
⑪ あなたのブルース
⑫ Sweet Home Kumamoto

戦前戦後を問わず聴けばだれもが知る大名曲や昭和歌謡の名曲を
八代節のベースに迫力／雰囲気満点なバックバンドを従えて歌って
おられます

更に、横山　剣、中村　中、The Bawdies と言った面々が新曲を提供

特にラストの、" Sweet Home Kumamoto " はかの"Sweet Home Chicago"
を下敷きにしたパロディ感あふれる面白い1曲

八代さんは九州熊本県八代（やつしろ）市のご出身なので故郷にちなんで
読み方を変えて芸名にしたそうです

デビュー曲。。。。。昭和46年（1971年）

しかし、実力のある人は何をやらしてもプロ根性に溢れご自身の個性を
損なわない様にしかも見事にカバーしてしまいますね

女王美空ひばりさんを初め、古今東西実力のある人は皆さんスゴいです

どうしてもジャズやクラシック、アニソン系に集中しがちなハイレゾ音源ですが
こうした我が国を代表する、それも演歌界の大御所がこの様な「企画物」を
難なくこなし、ハイレゾ化してくれる。。。。来年に向けてより一層のハイレゾ
啓蒙に一役買うこと間違いなしですね

八代さんが1990年に放ったPOP調バラード。。。花（ブーケ）束
八代節は不変ながら珍しいタイプの曲でヒットし、カラオケでも人気でしたね

お求め易くなったコチラでいかがでしょう。。。。ブルージーなアルバムですから
低域の良さが映えると思います