4K マスター！

4Kテレビが世に出て、早や2年近く経ちますが。。。。。。。。。。

よく考えてみると、受像機は4Kでも再生機やコンテンツが4K対応なのか
と言えば、まだ普及と言えるほどには至っていないのが現状。

そんな中、以前もちょこっとだけ触れましたが「4Kマスター」なるシロモノが
存在します

それもちょいとややこしいのですが。。。。。

①マスタード・イン・4K

と

②4Kデジタル・トランスファー

があるみたいです。

どう違うのか。。。。

①4K映像を使用しているマスターから2K（通常ハイビジョン）に
ダウンコンバートした画像。これを4K対応受像機で再生すると
4K映像にアップスケーリング（アップコンバート）して観ることが
出来るというもの。

②2Kマスターを4Kにデジタルスキャニングし直したものを2Kに
ダウンコンバートした画像。

①②共に、かつてのDVDや2Kブルーレイから比べれば理論上は
高画質になるのは当然のことですが、かと言ってなんでもかんでも
高画質になるかと言えばその限りに非ず

4Kカメラで撮影された映像や、昔の70ミリフィルムで撮影された映像
など新旧を問わず高画質な映像は4K対応にすることでかなりの効果
が期待できるそうです

特に、マスタード・イン・4Kの方はマスター自体が4Kゆえアップスケー
リングしても元の4K映像を観ることが出来るわけなのでかなり凄いです
但し、今時点で10数本しかソフトが出ていないのが現状でもあり今後に
期待したいですね

マスタード・イン・4K ソフトはコチラ

一方、4Kデジタルトランスファーの方は数十本とこちらはかなりの数が
出揃い始めていますので楽しみです。

4Kデジタルトランスファー ソフトはコチラ

圧倒的に劇場公開映画が多いですが、音楽同様こちらも趣味嗜好に
かなり左右される世界なのでお好みの作品があるか否かでもずいぶん
変わってくるでしょう

4Kの上には、8K なる怪物も控えているみたいです

ちなみに、4Kがスーパー・ハイビジョン

8Kはウルトラ・スーパー・ハイビジョン

と言うそうです。

なんか、シャレみたいな名前ですね

ハードの方はどんどん進んでいきますがコンテンツ／ソフトが追い付かな
ければ普及にも拍車がかからないというものですね

ハイレゾ同様、映像の世界もより高解像度を目指してきました