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シン・ゴジラ拝観!(^^; [シン・ゴジラ]

公開から約3週間。。。。



 



ようやく拝観と相成りました

先月29日の公開以来、猛爆ヒットを続けている12年ぶりの本家東宝さんによる。。。。

シン・ゴジラ_1.jpg

満員の中、家人と共に拝観。。。。

既に多くの方々が気合いと愛情タップリのコメントをまくっておりますが
僭越ながら小生も記さずにはいられません

まず初めに。。。。

NGな部分は皆無。。。を前提に。。。。

①オープニングの東宝マークが現在のものから、フッと昔のものに切り替わりました(確か)
 。。。泣かせます

東宝マーク_新.jpg

              

東宝マーク_旧.jpg

②初代ゴジラのオープニング後最初に出て来る映像と同様に船の水しぶき
 。。。。泣かせます

③前半の政府閣僚のやり取りのリアルさや会議の多さ、シニカルさ
 。。。。チョイと笑えます

④閣僚を筆頭とした関係各位が話す専門用語の嵐の臨場感
 。。。。よくぞ覚えた演者さんの凄さ

シン・ゴジラ_3.jpg

⑤全編を通じて数多く出て来るテロップの嵐
 。。。。東映実録路線系みたいでナイス

⑥三変化するゴジラ
 最初の体形から次の体形に変化する際のBGMが初代が品川に上陸した際と同じものを使用
 。。。。そして62年ぶりに「八ツ山橋」をぶっ壊す。。。用意周到さが泣かせます

⑦最終体形(たぶん)と多摩川で対峙した自衛隊のリアルさと一言
 。。。。「16,000発の弾を浴びてもキズ一つ負わない。。。」このセリフに感動
 。。。。更に細部まで拘ったヘリや戦車のディテールに感動

シン・ゴジラ_4.jpg

⑧米軍の攻撃に頭に来たゴジラが放つ放射光線~火炎の怖さ
 。。。。これは本当にリアルでスゴい。。。勤務先が新橋ゆえ余計に恐怖でした

⑨ゴジラが壊すあらゆるものが壊れる時、さらに自身が倒れたり尻尾が地面を叩くときの
 効果音が完全に昔の効果音を使用している。。。。泣かせます

⑩「宇宙大戦争」のBGMを使った無人新幹線での攻撃
 。。。。。山手線なども出てきますが、実に効果的且つ泣かせるBGM

⑪「ヤシオリ作戦」なる、「ゴジラ対ビオランテ」系な攻撃に至るプロセスの緻密さとリアルさ

⑫次回作を思わせるラストと意味深は尾の先端

シン・ゴジラ_2.jpg

⑬実際にプロの建築家と議論してまで拘った、リアルな建物倒壊の追求
 。。。。さすがは庵野監督

⑭アメリカに全く負けていないCGのクオリティと電線や電柱等リアル生活感を可能な限り
 出しまくった演出。。。。。泣かせます

⑮決定的とも言える、ラストのモノクロ・エンドロールとバックに流れる涙腺崩壊なBGMの数々
 。。。。しかもオリジナル音源を使用するという心憎さ

シン・ゴジラ_6.jpg

そして。。。。

⑯次回以降、更なる体形変化が期待出来るシン・ゴジラの造形
 。。。。かつての様なゴジラになるか。。。このままか。。。はたまた全く違うか

と言うことで、今回2時間の中で上記16か所で感動。。。
てことはオープニングからほぼずぅっと感動しっ放し。。。。当然ですね。。。。

我々の世代はこの方で育ったのですから

ゴジラとウルトラQ~ウルトラマンがもしなかったら人生が変わっていた人、結構多いと思います

監督の庵野秀明氏はワタシより2歳年下です。。。

もちろんゴジラに甚大なる影響を受けていると共に、最初の怪獣ブームの洗礼を受けた世代であり
元祖「おたく世代」でもあります

エヴァンゲリオンであまりに有名な監督であり、作風からも当然この様な細部に拘った作品になるのは
当然でしょうね。。。

それがまた今の世代にも喜ばれると共に、往年のゴジラ・ファンにも大いに喜ばれたのだと思います

シン・ゴジラ_7.jpg

家人も「面白かった」と申しておりました。。。どのあたりが面白かったのかと聞いたら

「ストーリー」とのこと

ここ数年来、日本に起こった大きな出来事や今の日本の世相を上手に取り入れ先述の閣僚・官僚・役人の
気質を見事に皮肉った本編構成

「仕事ですから。。。」と自衛隊幹部(國村隼さん)に言わせてしまう。。。。
「準備は全て出来ています。。。」と自衛隊幹部に言い切らせる、現場重視の考え方等々。。。。。

シン・ゴジラ_5.jpg

最終的に長谷川博巳演ずる官僚を中心とした若手混成チームでゴジラに挑む姿と彼らの潔さ。。。。

この映画は単なる「怪獣映画」のワクを完全に超越し、第一級の大人が鑑賞するに十分過ぎる邦画作品に
昇華されています

2時間と言う限られた枠の中で、出来ること・やりたいことは全部やる。。。と言う気概を
観客は十分に感じることが出来たと思います

2018年・2020年とアメリカではかつてのゴジラ映画の名作をリメイクすると言います

2018年は「三大怪獣地球最大の決戦」

そして、2020年には。。。。「キングコング対ゴジラ」

東宝マーク_旧_2.jpg

このマークはエンタメ系を思い出します。。。。クレージーキャッツも

エンタメ路線系をひた走るアメリカに対し、本家・元祖の日本では初代をも超える「21世紀の初代ゴジラ」
と言う新たな視点から次回作以降に取り掛かるのではと思えるほどの内容でした

イチロー選手の記録同様。。。「見たか アメリカよ」と声を大にして言える。。。。

そんな、シン・ゴジラ

未見の方。。。。テレビ放映&DVDを待ってる時間はないです。。。。大画面でぜひ

最後に。。。。

庵野総監督・樋口特撮監督の、昭和29年「初代ゴジラ」と生みの親である円谷 英二特技監督への
限りなく深い尊敬と愛情を涙が出るほど痛感しました

そう言った意味で言えば、オープニングとエンドロールに全てが凝縮されていると思います

こんなスゴい映画を。。。。ありがとうございました

Godzilla-1954.jpg

全てはここから始まった。。。。。

普段は記していない土曜日ですが、シン・ゴジラに敬意を表させて頂きました[あせあせ(飛び散る汗)]


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てんてん

MONSTER ZEROさんもラストの尾の先端で次回作を期待しましたか^^
この作品は、ブルーレイを買って何度も観かえさなくては・・・
ハリウッド版は、2作品とも画面が暗く、鮮明に見えませんでしたが
この作品は、鮮明でしたね
庵野監督万歳!
by てんてん (2016-08-21 10:22) 

MONSTER ZERO

てんてん様

コメントありがとうございます!
ハリウッドの10分の1?と思しき予算の中であれだけのことをやる遂げてしまうところもスゴいことです!
やはり、日本人が作るとのゴジラへの思い入れのハンパなさを痛感
しますね(^^;
by MONSTER ZERO (2016-08-22 08:22) 

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