ソニービルで思い出す。。。。。

昨日、ソニービルに伺ったのですが。。。。。。

新しいタブレットや、アクションカム等の展示を拝見しつつハイレゾ
関連のコーナーにある新しいヘッドフォン

MDR-Z7　と言う機種

先日の拙ブログでインナーイアーレシーバー XBA-Z5 を取り上げましたが
実はSONYさんのヘッドフォンは今を去る事25年前。。。。

1989年発表のこの製品から、凄さを発揮してきたそうです



MDR-CD900ST と言う製品

人呼んで、「モニターヘッドフォン」と言いいわゆる「業務用」に
開発～発売されたもの。

モニター云々と言うと、実際に音楽制作現場に携わる方なら
お分かりの様にあらゆる帯域の音がキチンと再現（再生）
されることが大前提なため、当然要求するクオリティはハンパ
ではありません

全ての帯域の音を「ありのまま」に出せることが出来なければ
「音」を「高品質な商品」として世に送り出せないわけですから
妥協は許されません

今もなお、この様な現場における圧倒的な実績と信頼感を持つ
JBL 社（アメリカ）のモニタースピーカーの様な位置をヘッドフォン
の世界で初めて確立出来た機種でした

ヘッドフォン特に業務用では、ドイツのゼンハイザーなどに代表
される欧米のものが席巻してきた中でSONYさんが今から25年
前に一矢を報いたと言うことです

息の長い製品としてプロをはじめ多くの方々に愛されたそうです

その、後輩と言うか、子供（孫）が、MDR-Z7 になります

とにかく、100kHzまでカバーすると言うもう人間の耳云々を遥かに
超越した世界。。。ここまで必要かと思いがちですが、これほどの
帯域にすることで音のキレや奥行感、そして空気感を出すことが
出来るとの事

試聴しましたが楽曲による差異はあるものの確かに音のキレや
奥行感は抜群　自分の好きな曲ならば特に慎重且つ厳しい聴き
方になるものですが、合格なんてもんじゃないほどの存在感を
示してくれます

更に、嬉しいことに先日紹介した XBA-Z5 とこちらのヘッドフォン
は共に " Made In Japan " だそうです

これこそが、SONY さんが本機を本気で出した　

と言い切れますね

そんな、MDR-Z7 の始祖にあたるであろう MDR-CD900ST と
同じ1989年発売だったのが。。。。


いやぁ、ありましたありました
TR-55 パスポートサイズなんて触れこみで浅野 温子さんをCMに
起用し特大ヒット

後継の、TR-75と共にこの2機種で完璧なる8ミリビデオカメラの
市場を席巻してしまいました

更に、同じ年には。。。。。


民生としても人気を博したシリーズ「プロフィール」の業務用タイプ
プロフィールプロ・シリーズの旗艦

KX-34HV2 が発売（当時の定価 388,000円）

右サイドに貼ってあった、" Sony Design " の文字に憧れたものです

この年、1989年（平成元年）はコロムビアピクチャーズをゲットした年
でもあり正にハード、ソフト（コンテンツ）両方を手にした黄金期だった
と思います

あれから25年（四半世紀）。。。。。

いばらの道ながら、かつてアップルがこの頃のSONYさんに尊敬と
羨望の眼差しを送っていた事実を、今一度

こちらも25年ながら危機感を意識し、東大に行って「我々を助けて下さい」
とまで言ったそうですよ。。。。。天下のトヨタさん が

↑でスタートしたレクサス（日本ではセルシオ）も1989年からなので、25周年

我々イコール自動車産業と言うことらしいですが、それにしてもスゴい





これほどのクルマを作るメーカーが、言ってるんです

SONY さんもやるべき。。。

若者のSONY離れはクルマ離れより厳しいかも

コメント 2

まだ、MDR-CD900を使ってますよ。。
900STの前モデルですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-10-16 19:37) 

なんだかなぁ~!! 横　濱男様

コメントありがとうございます。
今でもお使いとは素晴らしい！
確かに、1985年発売の CD900 があっての ST ですね。
音の鳴り方に違いはあるでしょうがそこは用途&嗜好の問題でも
ありますし。
by MONSTER ZERO (2014-10-17 10:39)