アカデミー賞もSONYさん！！

先日の拙ブログで「グラミー賞もSONYさん」なる記事を記しましたが。。。。

日本時間3月3日（月）に行われた第86回アカデミー賞

あまたの賞の中に、「長編ドキュメンタリー賞」と言うのがあります。

今回、その賞に選ばれた作品・・・・・・・・・・・

" 20 Feet from Stardom "

邦題を 「バックコーラスの歌姫たち」

と言います

マイケル・ジャクソン、ブルース・スリングスティーン、ローリング・ストーンズ
スティーヴィー・ワンダー等々の綺羅星のごとく輝く大スター達のバックコーラス
を務めた女性達にスポットをあてた、何とも涙なしには語れない&観れない

素晴らしい映画です

この映画のサントラ盤がなんと、SONYさんから出ているんですね

映画のサントラ盤ではありますが、立派な音楽アルバムです

ちなみに、DVDはコチラ

グラミー賞もSONYさんなら、アカデミー賞それも長編ドキュメンタリー賞と言う
シブいジャンルを出しているとは

確かにドキュメンタリーと言うのはあまりスポットライトの当たらない部分に
あえてライトを当てると言う切り口が常ですから、興味のない方はまったく
素通りしてしまう部分かも知れません。

しかし、先述の様な大スターの曲はほとんどの方が一度は耳にしたと思います
そう考えると、大スターも大ヒット曲も名曲も決してスターだけでは成立し得ない
世界であることをつくずく思い知らされます

更に、本作に登場する歌姫のほとんどが黒人（アフリカンアメリカン）女性である
ことが実は重要至極なことなんです

差別がまだ激しかった時代から、類まれな実力を持ちながらも Stardom には
届かない（と言うか邪魔をされたり、意地悪をされたり）無念さをこの映画でも
赤裸々に語っています

個人的には、アメリカ黒人音楽を聴き始めて40年になりますし本作に登場する
歌姫＝ Diva （ディーヴァ）は以前より存じ上げています。

曲も聴いていましたから彼女たちの凄さは身に染みています ので
こうした形で世に出ることを心から喜ばざるを得ません

本CDを、拙ブログで推奨させて頂いている MAP-S1 で
お得意の機能 " DSEE HX " をONにして聴いたらどうなるか

今時点、ハイレゾ音源ではリリースされていないのでCDで聴くしか手段は
ない様です。。。。

おそらく、ハンパではないでしょう

早くトライしなきゃ

アメリカでも最初は3つの映画館で封切りされるも口コミで良さが広がり最終的
には全米150もの映画館で上映され現在も継続中だとか。

本作に登場される歌姫の中に、ダーレン・ラヴと言う方がいます

この人のことをご存じな人は結構いらっしゃるのではと思います。

80年代～90年代にかけて4本が製作された映画「リーサル・ウェポン」

この映画で、黒人刑事マータフ（ダニー・グローバー）の奥方役だった人です

この方です。
お顔を見れば「あーっ」と思う方、いるでしょうね。

映画「ホーム・アローン・2」で、" All Alone Christmas " を歌ったダーレン・ラヴさん



そしてこの方も

お元気そうです。。。メリー・クレイトン
元レイレッツ（レイ・チャールスのバックコーラス）

ファースト・アルバム
" A Song for you " にぶっ飛びました

名盤：ギミー・シェルター
「明日に架ける橋」ですねぇ。。。

この人も

クラウディア・リニア

なぁ～んてったって、アイケッツ
1960～1970年頃に在籍されていたそうです。


もしかして、ハイレゾに一番フィットする音楽って。。。。。。。。

ソウルミュージックのヴォーカルかも知れませんね

それもゴスペルタッチの

ものすごい奥行感を体験出来そうだと思うのですが。。。。。。。。。