ご覧になりましたか？！日本版コールドケース on WOWOW

期待に違わぬなかなかの力作では

アメリカで2003年から2010年まで放送されていた人気ドラマ

コールドケース（真実の扉）／迷宮入事件簿

制作元ワーナーブラザーズとWOWOWがタッグを組み
前代未聞とでも言うべき試み。。。。

原作をそのまま日本に移しての完全リメイクドラマ

（日本版）コールドケース（真実の扉）

いよいよ一昨日の22日からWOWOWで放送がスタート

1本あたりの製作費等桁違いのいわゆる「アメリカの海外ドラマ」をベースに
日本が制作すると言うのは無謀ではと思っていましたがフタを開けてみればビックリ

実に忠実に原作の雰囲気や設定に忠実に作られています

原作はアメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアを舞台にしていますが
日本では神奈川県が舞台。。。

神奈川県警捜査一課がその任にあたります

原作最大の特徴はいわゆる「未解決事件」を解決に導く過程における
実際に事件があった時代に遡った際の映像や記録そして当時を彷彿
させる懐かしのBGMが実に秀逸だったことです

このBGMの絶妙な使い方に感激してファンになった人も多いかと

この名ドラマが本国以外でDVD化されていない最大の理由がこのBGM群にあります

要は。。。。著作権料や許諾がハンパない様です

この辺りのリアリティ度を日本版がどこまで実現できるか。。。

脚本ももちろんのこと原作のファン達はそのあたりを目を皿の様にして観ることでしょうね。。。

ファンは厳しいものです

記念すべき第1回を観ましたが、冒頭にあります様に。。。。

よく頑張りました

と拍手を送りたいと思います

設定が忠実なことに加え、中でもファンが喜び・唸る様な心憎い部分が。。。。

まずはオープニングのBGM、神奈川県（フィラデルフィア）を俯瞰
で撮影したオープニング映像、未解決事件のファイルがある資料室の
雰囲気。。。。。。。。。

淡々とした会話の中に、時として辛辣ながらもズバリと確信をついて
くるセリフ回し、ボス役の三浦友和さんの厳しさと優しさのバランス
のとれた演技（原作のボスさながら）

主役の石川百合役の吉田羊さんの演技。。。原作でキャサリン・モリス
が演じたリリー・ラッシュさながら。。。ほとんど同じと言えるクール
且つ時として感情をむき出しにするかの演技

第1回だけでは判断出来ませんが、個人的には脇を固めるお2人。。。。

金子徹役の光石研さん、立川大輔役の滝藤賢一さんの演技が最高

お2人の存在感は今後回を重ねていく中でより増していくのではと感じて
しまいます

とまぁ、番組の中身はこれ以上は僭越なので。。。

今回のこの番組実は。。。。

4K HDR

で撮影されているのです

これは必見です

アメリカにあるレッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニー
と言う会社のデジタルシネマカメラ " WEAPON " と言う機種
で全編撮影されているそうです

写真は参考画像です。。。ちなみに ↑ のカメラは何と6K WEAPON と言うそうです

なお、回想シーンでは驚くなかれスーパー16ミリ（フィルム）で撮影し
それをデジタル処理で、4K HDR 相当に変換しているとのこと

ここまで拘ると言うことはアメリカからの要望かも知れませんが
相当な力の入れ具合ですね

おそらく原作とほぼ同等の画質（クオリティ）を要求～実現されて
いるのではと思います

捜査一課チーム。。。こういうアングルってイイですね。。。カッコいい

確かに全体的に暗めのトーンで赤身を抑えた様な映像は、原作によく似ています

ちなみに、今秋早々に発表されましたソニーの新型4Kブラビア

Z9D シリーズ

いよいよ今週末より出荷開始だそうです

目下、ブラビア史上最高／最強画質とのこと

これで観る「コールドケース」は大画面65型以上ならではの迫力もあいまって
さぞ素晴らしいことでしょうね

コールドケース日本版の特報映像。。。少しでも味わってみてください
原作のファンは冒頭のシーンで泣けると思うのですが