PS-HX500 に付けて聴いてみたいカートリッジ!^^ [SONY ハイレゾ PS-HX500]
期間中の天候が気になるばかりですが、ご旅行に行かれる方も
いらっしゃれば近場で楽しむ方もいらっしゃったりだと思います
ワタシも今年のGWは原則暦通の予定ですが、キッチンを初め
としたヘビーな大掃除が待ち受けておりある種の「業務」と化す
でしょう
そんな中でも過日大先輩から賜りました三桁に届く懐かしの45回転
シングル盤やLPをチクチクとクリーニングしたりで普段なかなか出来
ないことを集中して出来たりでまとまった休みの素晴らしさを感じざる
を得ません
その際、全部とまではいかないまでも試聴させて頂くこともあると
思いますが、先日発売されたSONYのハイレゾ録音可能なADP
PS-HX500
ADP=アナログ・ディスク(レコード)・プレーヤー
カートリッジ交換=メーカーサポートと言う何とも中途半端なオチ
が付いた製品ですが。。。もしユーザーが交換できるとしたら。。。
どんなカートリッジが面白いか。。。なぁ~んて考えてしまいます
ADP本体は価格6万ちょぼなので基本的には本体を上回る価格帯の
カートリッジが面白いでしょうね
ハイレゾ録音可能と豪語するなら、かつてプレーヤーと伍するもしくは
それ以上の価格帯のカートリッジで聴いた驚くべき再生能力が34年後の今
体験出来てこそのPS-HX500
本来なら聴くジャンル、録音された時代に応じてカートリッジを換える位の方
が多いこの世界
せっかくSONYブランドで出したのだから。。。。悔しいことしきり
てなわけで。。。。
例えば。。。。
ワタシが産声をあげた年にリリースされた名にし負う優秀録音で
勇名な、デイヴ・ブルーベック・トリオの " Time Out "
何と言っても、" Take Five " に尽きますが。。。
上の2枚。。。。似て非なりなジャケット。。。。
Take Five の大ヒットで再刷時にはジャケ右上に " Take Five "
の曲名が追加されています
曲名のない方が最初(初版)であり、こちらの音がまた強烈と
言われています
元来が優秀録音ですからよほどプレスに問題がない限りは
どの盤で聴いてもそれなりに聴こえてしまう様です
とは言うものの、「なんちゃって Time Out 」はしょせん「なんちゃってTime Out 」
PS-HX500付属のカートリッジで普通に聴けてもひとたびカートリッジを
ハイエンドに交換するだけで。。。。。あれれ
音がスカスカ。。。。なんてことがよくあり得ます
上の3つの画像は同じ1種のカートリッジです
以前から拙ブログでもご紹介している、MMカートリッジの雄と
称されたアメリカ・シュアー(SHURE)社の高級カートリッジ
V15 シリーズ
その2代目として1960年代半ばにリリースされた。。。。。。
V15 TYPEⅡ と言う名機
実際このカートリッジで本作(上記2枚の内上の画像のアルバム)を
試聴しました
ADPは今夏復活する予定のパナソニック(テクニクス)SL-1200の
リミテッド(中身はSL-1200Ⅱ)と言うある意味PSーHX500と比べるに
近い感じがしないでもない機種(ちょっとSL-1200に失礼ですね)
洗浄液で出来るだけゴミ/ホコリを除去して厳かに針を落とす。。。。。
実際に演奏している当時の映像。。。。
この曲を象徴するポール・デスモンドのアルトサックスの高域がとても
優しく且つ澄んでいる様でいて抑え気味なところが何とも言えません
ユージン・ライトのベースもこのカートリッジだと印象度が増します
控えめに聴こえながらもバックを支えるかのようなデイヴ・ブルーベック
のピアノ、そして全編通じてリードしているジョー・モレロのドラム
いわゆる、" CBS COLUMBIA 6 Eyes Rebel "
レーベル左中のレコード番号下にある英字
" NONBREAKABLE " が郷愁を誘います
更にこちらも素晴らしき、" Blue Rondo A La Turk " これはもう
4人全員がソロを取り合うかのごとき力の入った(でもどこか優しい)
演奏。。。。
優秀録音と言うこともさることながら、本LPをこのカートリッジで聴いた
ことにも起因していると思います
とは言え半世紀以上前のアナログレコード。。。。どんなにケアしても
チリプチノイズはどこかに多少はあります
PS-HX500ならノイズ除去可能なアプリが付いているのでPC上でその
部分を消去してよりキレイな音に変えることが可能です(便利)
しかしながら、元はアナログ。。。。。基本的には何も加工しない状態で
ハイレゾ録音して欲しいものです。。。。チリプチノイズやキズが気になるなら
そういうレコードは使わない方が正解でしょうね
チリもプチも想い出
まぁ、本機をハイレゾ録音のためにだけ存在ると思っている様な人には無関係
な話でしょう。。。。。それがこの国の音楽がダメになった理由の1つですね
何度聴いても素晴らしい。。。" Blue Rondo A La Turk "
The Great " Dave Brubeck Qurtet "
とどのつまり。。。。。
本当のハイレゾはやはり、アナログの様ですね。。。。。
なぜって。。。。。「加工」なんてしないからです
SHUREのV15 TYPEⅡ、手に入らないですかね。良い音でした。
by newton (2016-04-28 17:09)
うちではSL-1200にTYPEIIIを付けてましたね、親父のでしたが。70年代の思い出。
by またじ (2016-04-28 18:09)
newton様
コメントありがとうございます。
ヤフオクでも最近は高値安定みたいですね。。。と言うよりなかなか出て来ないですが!^^;
by MONSTER ZERO (2016-05-02 08:31)
またじ様
コメントありがとうございます。
素晴らしい!70年代にその組み合わせと言うのが何にも増してスゴい!^^;
by MONSTER ZERO (2016-05-02 08:31)