「手順」を「儀式」と呼ぶなかれ！？^^;　フィルムカメラの"音"：The Comfortable Comfort：SSブログ

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「手順」を「儀式」と呼ぶなかれ！？^^;　フィルムカメラの"音"　[テックプレミアム　フィルムカメラ] [編集]

実に興味深い動画がありました

銀塩フィルムの“音”を感じる動画
（http://www.dmaniax.com/2015/11/23/the-sound-of-film/）

と題して、ロバート・マーシャルと言う方が作成されたそうです

しかし、面白いです。。。。フィルムを開け、装填、撮影、現像までの様々な音が
映像と共に記録されています

35mm film.jpg

懐かしいフォルム。。。フィルムですが。。。。

その感触や匂いも同時に思い出される方も多いのではないでしょうか

「そうそう、昔はこうだった。。。。。」と言う風に。。。

温故知新ではないですが、古いものを新しいものとして捉える若い層は今も
昔もたくさんいました。。。。「昔なみんなこうだった」を唱えるほど若い層に
押し付けることになりかねません。。。。老若男女不問で古いものでも今に
通用するものと考えれば良いだけです

アナログレコードも、それ自体は主役と言う役割をとうの昔に終えた" OB " です

フィルムカメラも現行品が今でもあることを知らない人（デジカメファンでも）が
結構いらっしゃるそうです

フィルムカメラ＝中古カメラオンリーと思っている人って多いと思います

拙ブログでよく出て来るソニーα7シリーズに代表されるフルサイズ&ミラーレス
一眼レフカメラ（デジタル）の豊富過ぎる機能は使いこなす前に次の機種に変更
なんて人も結構いるのではと思います

カッコいいです

そのかわりに使いこなせればそれこそプロカメラマンと自負してしまいそうな
傑作を撮影することも可能。。。。しかも4K動画もOKと来た日には。。。。。。

フィルムカメラって必要なの。。。。。と単純にそう思ってしまうでしょうね

以前も、デジタルカメラはフィルムカメラのサブ機なんてちょいと失礼気味な
タイトルのブログを書いてしまいましたがそう思えるほどに1カットに賭ける
意気込み（最長36枚撮りを考えるとコスパ最悪）やシャッターを押すまでの
露出等様々な約束事／ハードルをクリアしなければならないため、ヘンな話が
フィルムカメラだったら撮影しない方が良いなんて本末転倒な考えを抱いて
しまう人だっているでしょう

80年代最高のマニュアル一眼レフでは。。。。キヤノン New F-1
使い方を丁寧に説明してくれております

時代は完全にデジタルです。。。。。。アナログを超えることを目標にしてきた
デジタルですが完全をアナログを凌駕してしまいました

もはや、比較すること自体が無意味な話です

それが、アナログが存在し得る理由なのだと思います

今やデジタルとアナログは「別物」と言えるでしょうね

写真撮影最大のハードルだった、露出とピント合わせの2つが完全自動に
なったのは今から30年近く前のこと

初のオートフォーカス一眼レフミノルタα-7000
今のソニーシリーズの源流にあたる名機。。。この動画、現代に制作されている
様です。。。。実にカッコいい " CM " です

銀塩フィルムの良さを求めるのなら完全自動になった以降のフィルムカメラ
でも良いでしょうが、露出計とにらめっこをしながら。。。時には露出計の
ないカメラで自分で露出を決める。。。。自動焦点などもってのほかなんて
世界までタイムマシンに乗るならば、これはもう今では「手順」と言う次元を
超え、「儀式」に近い所作と言えそうです