SONY Gレンズに新しい仲間が！

α7RⅡがアメリカで発表され一大旋風を巻き起こしていますが。。。。

そんなα7シリーズや、α四桁系及びNEX系用に開発された小型でデジタル
一眼レフ御用達レンズ。。。。。。。

E マウント・レンズ群に新たな仲間が加わりました

製品名：SEL90M28G。。。。要約すると、Eマウントレンズ 90ミリマクロF2.8

しかもこのレンズ。。。。。4本目のGレンズになります

Gレンズとは、SONYではなくまだコニカミノルタ時代からのレンズ技術と
SONYによる設計・品質管理技術が合体した高性能レンズのことです

コニカミノルタと言うより、ミノルタさん時代の技術と言った方がカメラの
世界では適しているかも知れません

その昔、ミノルタさんのレンズは名称を「ロッコール（Rokkor）」と呼び
ガラス溶解、研磨、コーティングまですべて自社工場で賄うと言う優れた
技術力を持ち、今では当たり前なマルチコーティングされたレンズを世界
で初めて製品化したのをミノルタさんです



往年のロッコールレンズ 58ミリF1.4

レンズ上部に見える緑色。。。通称「緑のロッコール」と言われ
これがマルチコーティングを施している証し

また、ロッコールとはミノルタさん生誕の地兵庫県西宮市にほど近い
六甲山に由来していることは有名なお話

ちなみに、ミノルタさんとは「実る田」の略であり創業者 田嶋一雄氏の母君
が言われた「実ほど頭（こうべ）を垂れる稲穂かな」のごとく常に謙虚であれ
と言う言葉から来ているのと。。。。。

Machinery and Instruments Optical by Tashima

の頭文字からも来ているそうです

閑話休題

と言う事でミノルタさん時代からの長年の技術とSONYさんの技術の結晶が
Gレンズと言うわけです

" G " と言う文字には3つの意味を含んでいるそうです

①Grace の G ： Grace は「優美」と言う意味です。レンズそのもののデザイン
　と写される描写双方が優美であることを意味しています。操作性や信頼性に
　おいても優美と機能性を同時に追求した製品作りを行っているそうです

②Gather のG ： Gather は「集める」と言う意味です。開放値の明るいレンズ
　がGレンズの特徴でありこのことは同時に「ボケ味の妙」に繋がるのですが
　ただ単にボケ味が良いだけではなく、シャープネス（はっきりとした輪郭）をも
　意識した作りをしています。この両方が相まって高性能レンズと言えるのです

③Gratify の G ： Gratify とは（人）を喜ばせる／満足させると言う意味です。
　もちろん、「期待に応える」と言う意味も含みます。Gレンズ&SONYデジタル一眼
　の組み合わせに喜んで頂くため、一本一本手作りにしてフレア現象を極力抑える
　ことを念頭に置いたレンズ作りをしています



正に、" The G Lens " ですね

そんな、Gレンズに加わる90ミリマクロレンズはαレンズのマクロバージョン初の
光学式手振れ補正機能を装備し三脚なしでも撮影が可能な状況を実現



しかしマクロとは言えこんな画像（あえて写真と言いたい）が、1/100 F2.8 で
撮れるとは。。。。。ISO の画期的向上とデジタルのなせる技

もちろんGレンズ最大の特徴であるボケ味と高画質の融合も備えています

しかし、いずれ日本でも発売されるであろう α7RⅡ にこの90ミリマクロや
今月出荷開始になる、35ミリF1.4 あたりを組み合わせるとそれこそ大変な
傑作／快作がひきりなしに誕生するのではと今から期待ワクワクです





と言う事で、カメラにおけるSONYさんのルーツ。。。ミノルタさんに敬意を表して。。。。

おーっ　ミノルタ X-7 。。。。とくれば。。。。。

 今のキミはピカピカに光ってぇ~  ありましたねぇ

コメント 2

EマウントのGですか。
Aは無くなるのかナー。
by 楽しく生きよう (2015-06-16 18:17) 

楽しく生きよう様

コメントありがとうございます。
どうでしょう？
個人的にはAマウントvsキヤノン・ニコン連合の様な気がしますので
Eマウント・ミラーレス路線をメインにする選択もあり得るかも？
ただ総合メーカーならラインアップ減は下手をすると命取り？！
徐々に減らしつつEマウント路線拡充？！・・・難しいです^^;
by MONSTER ZERO (2015-06-17 09:01)