山椒は小粒でもピリリと辛い？！。。。SONY 新戦略

いやぁ、いよいよ打ち出してきましたねぇ。。。。。

2015年からの中期経営計画が発表されましたが。。。。。。

①成長牽引領域

売り上げと利益は今後も増加させる。
他社との差別化にもつながりやすいため、投下資本も増やす。
・デバイス分野（半導体、センサーなど）
・ゲーム＆ネットワーク分野（PlayStationなど）
・映画分野（ソニーピクチャーズ エンタテイメント）
・音楽分野（ソニーミュージックなど）

②安定収益領域

売り上げは横ばいで、利益は微増になると予想。
投下資本は今より減らし、着実な利益設計をしていく。
・イメージング・プロダクツ＆ソリューション分野
（α、サイバーショット、ハンディカムなど）
・ビデオ＆サウンド事業（ウォークマン、ヘッドホンなど）

③事業変動リスクコントロール領域

市場の変化は今後も激しく、リスクの低減と収益性を最優先にする。
想定では売り上げは減少するが、黒字化を目指す。投下資本は減少方向。
・モバイル・コミュニケーション分野（Xperia、SmartWearなど）
・テレビ事業（BRAVIAなど）

の3つに分別して運営していくようです

従って、上記分別に伴う分社化も行う様ですね

縁起悪く言えば、NGな分野はバッサリ。。。。し易いとも言えます

結果として。。。。。

SONYは小さな本社になり

2018年度における連結営業利益5,000億円を目指すとのこと

小さな本社／小さくとも効率良く優秀な間接部門

これ、TOPがいつでも考えること

とりあえず、ノスタルジー的哀愁はさておき。。。。。。

時代の流れを見据えると共に、重大な経営判断をせざるを得ない
状況に的確な決断を下す意味でも今回の戦略。。。。。。。。。。。。

当たり前でしょうね

SONYさんと同じカテゴリーのライバル動向ばかり見ていてはこうは
なかなかいかないでしょう

例えば。。。

今のテレビ業界も各社ホールディングス制とは言えかつての一局集中
から役割分担に応じた分社化を推進し「ヨコのつながりの強化」を図って
います

他にも同様な戦略を採り、成功した業種／企業はいくらでもあります

いずれにせよ「時代を見据えなければならない」ために他ならないのでは

悩んだときには異業種の成功例に学べ

と昔から言われます

なにせ、パナソニックさん（松下電器）が事業部制を採用したのが今から
80年も前なんですから

昨年7月スタートの、Vaio ㈱。。。先日涙モノの新製品を発表しましたが
子会社であろうとなかろうと、本来保つべき " Spirit " をしっかり持って
「らしいモノ」をこれからも発表して頂きたいですね

もちろん、エンタメ／音楽の世界も同様ですしコチラの方こそ、21世紀版
SONYさんらしさを極めて欲しいです

拙ブログでも何度か記させて頂いた。。。

革命的商品が現れ難い現在 を思うと。。。。

上記①が成長分野であることは一目瞭然

革命的製品に溢れたハードメーカーとしての" SONY " が
名実ともに変わっていく。。。。。これこそ

革命的なことでは。。。。と思うことしきり

よくよく考えれば、テレビもウォークマンもビデオ（カメラ）等々。。。。。

みんな20世紀に出現したものばかり