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荘厳で脅威?!。。。。。復活テクニクスを聴く [Technics ハイレゾ SONY]

昨秋、復活の狼煙をあげました。。。。。。。。。。

テクニクス/Technics




そのテクニクスが50周年にあたる今年、4年ぶりに復活し
超弩級のシステムを含め、2種類のシリーズを発売します[手(チョキ)]

発売は2月中ごろらしいのですが、有明にあるパナソニック
センターにて事前に試聴が可能との事(予約制)なのであい
にくの雨だった昨日、おじゃましてきました[雨]

Pana Center.jpg

勤務先から、ゆりかもめ&徒歩約30分ほどで現地着[電車]

雨の平日と言うこともあってかセンター内は閑散として
おりスタッフの方々も展示機材の清掃やチェックをされ
ている姿が目立ちました[雨]

センター(南棟)奥にある試聴ルームへ。

なんと私1人。。。。完全なる貸切オンステージ状態[がく~(落胆した顔)]

説明の方に導かれ室内に[exclamation]

Technics Hi-Res-8.jpg

画像からは分かりませんが天井がかなり高い試聴ルームです[がく~(落胆した顔)]

ヘンな話がこれならどんな機材でもそこそこに鳴るのではと穿って
しまうほどの好環境[あせあせ(飛び散る汗)]

と言うことで、まずは廉価版の C700 シリーズから拝聴させて頂きました。
Technics Hi-Res-9.jpg
心臓部にあたるプリメインアンプ、SU-C700



Technics Hi-Res-2.jpg

ネットワークオーディオプレーヤー ST-C700


Technics Hi-Res-10.jpg

スピーカー SB-C700


ジャズ・ヴォーカルとジャズ・インストルメンタルの2曲を聴かせて
頂きました[るんるん]

試聴環境もありますが、音量を上げて試聴。。。。。。。。。。。。

ジャズ・ヴォーカルの方は、ヴォーカルが楽器より奥に引っ込んだ
印象を受けます[ダッシュ(走り出すさま)]

楽器自体はそれぞれの立ち位置が鮮明になると共にヴォーカルを
包み込む様にまとまっている感じを受けました[手(チョキ)][手(チョキ)]

ハイレゾ特有の音の奥行感はバッチリ[exclamation]

同軸2ウェイのこのスピーカーは一見華奢に見えるもののなかなか
力強い音を奏でます[手(チョキ)][手(チョキ)]

続いてジャズバンドによるインストメンタルを試聴[音楽]

ピアノを弾く手が左手は左のスピーカーから、右手は右のスピーカー
から聴こえてきます[がく~(落胆した顔)]

今回は8つものドラムをセットして録音したそうですがドラムの響きが
ピアノを弾く手と同じ様に左右のスピーカーから聴こえてきます[耳]

この迫力はスゴイです[手(グー)][手(グー)]

奥行感と言うよりもハイレゾやハイエンド特有の「演奏者の面前に
いるかのごとき錯覚を覚えるほどの臨場感」を体験出来ました[手(チョキ)]

Technics Hi-Res-4.jpg

続いて、リファレンス・システムと呼称される R1シリーズを試聴[るんるん]

Technics Hi-Res-5.jpg

ステレオパワーアンプ SE-R1



Technics Hi-Res-6.jpg

ネットワークオーディオ・コントロール・プレーヤー SU-R1


Technics Hi-Res-7.jpg

スピーカーシステム SB-R1

小澤征爾さん指揮によるオーケストラ演奏を聴かせて頂きました。

ヨーロッパ産のスピーカーをはじめとするハイエンド機材でクラシック
を拝聴するかのごとき、荘厳で迫力のある音です[exclamation×2]

クラシック好きな方にはドンピシャリな音ですね[わーい(嬉しい顔)]

スピーカーも1.2メートルに届く全高で。3.5ウェイ&6スピーカーと言う
超級タイプ[がく~(落胆した顔)]




       ↑ Panasonic 主催の発表会の模様だそうです ↑



更に面白かったのが、このリファレンスシステムで何とカーペンターズの
名曲、「イエスタデイ・ワンスモア」を聴かせて頂きました[手(チョキ)]

実は今回のこの2シリーズにはテクニクスさん独自の新兵器が内蔵されて
いるとのこと[exclamation&question]

それが、LAPC 。。。Load Adaptive Phase Calibration なるややこしい
名称で要はスピーカーによって最適な位相を実現すべく補正をかける機能
だそうです[手(チョキ)]

この機能をオン/オフに切り替えて試聴しました[音楽]

まずはオンの状態から聴いたのですが、生まれて初めての「イエスタデイ・
ワンスモア」です カレンの声が中央に鎮座し一見奥まった感があると思い
つつ実は奥まっているのではなく奥行が増したことにすぐ気づかされます[exclamation×2][がく~(落胆した顔)]

また演奏にかんしてもそれぞれのパートがどの位置にいてどのタイミング
で音を奏でているかが一目瞭然に分かります[手(チョキ)]

一方、オフにすると驚くなかれ、良い音には違いないもののカレンを初め
各パートの位置がバラバラで皆勝手にあちこちの場所で歌い、奏でている
かの耳障りな印象を受けます。。。。要は音が「散らばっている」のです[ふらふら]

余りの違いに驚き、今回は好きなCD等を持参しなかったため後悔しきり[ふらふら]

ちなみに本システムでCDの「イエスタデイ・ワンスモア」も試聴しましたが
言葉に出来ないほどの平坦で薄っぺらい音に、ある意味で感動[もうやだ~(悲しい顔)]

「今まで良い音と思っていたCDが実はこんなだったのか」なんて失望
してしまうほどの本システムの凄さ。。。。音をハダカにしてしまう感じです[どんっ(衝撃)]

LAPC の様な機能は、SONYも有名な S-Master Pro がありますが
今回の復活テクニクスさんによる新シリーズ2種[exclamation]

肝心な価格帯ですが。。。。。。。。

C700 シリーズが

ステレオプリメインアンプ            SU-C700  158,000円
ネットワークオーディオプレーヤー ST-C700 138,000円
スピーカーシステム                  SB-C700 158,000円(ペア)
合計すると。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。  454,000円。。。。+消費税



リファレンス・シリーズになると

ステレオパワーアンプ                        SE-R1 1,580,000円
ネットワークオーディオ・コントロールセンター SU-R1      838,000円
スピーカーシステム                               SE-R1   2,696,000円
合計すると。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。    5,114,000円。。。+消費税[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]


なんてことになります。。。しかも、全種が「受注生産」とのこと[がく~(落胆した顔)]

こう考えると同じハイレゾながらSONYさんの戦略とは大きな違いが
ある様に思えます[手(チョキ)]

しかしながら、SONYさんにとって最大のライバルであるテクニクスさんの
今回の復活劇は戦略の違いはあるもののやはり「脅威」として真摯に捉え
て欲しいところです[exclamation][ダッシュ(走り出すさま)]

dc-37.jpg

日本が世界に誇るハイエンドオーディオメーカー
アキュフェーズさんの最新デジタルプロセッサー DC-37
定価 550,000円也
これもスグレモノ。。。。。いや、スグレモノ以上です[exclamation×2]


しかし、2015年はハイレゾ旋風吹き荒れそうです[台風][台風]


とは言っても。。。。。。。。。。。。

SL-1200.jpg

これはもう無いし。。。。。。[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]



PLX1000.jpg

こっちも、身売りされちゃうのかも。。。。。。[exclamation&question][たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]


時代が変わり、時代は巡る。。。。。


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コメント 7

てんてん

こういう本格的な機器をお部屋に・・・
やっぱ予算が足りないにゃ^^;
by てんてん (2015-01-24 10:23) 

MONSTER ZERO

てんてん様

コメントありがとうございます。
仰せの通り!ただただ憧れるばかり・・・?!そんなことではいけない
のでしょうが(汗)
でも、高根の花はやはり高根の花ですね(笑)
by MONSTER ZERO (2015-01-26 08:31) 

きつねどん

はじめまして!
私もショールームで試聴した一人です。
石井式というパナソニックOBの方が提唱する理想的な部屋にされていますね!天井高さ4m!!反射・吸音を交互に配した壁面、、、
イベントだったのでC700seriesはあまり聴き込むことができず。
でも、内部の回路構成や実際の基板などを見せていただき、作り込には納得してしまったのでC700で注文を入れてしまいました。
シアターシステムの一員にするので、リヤバスレフには抵抗があり、スピーカーだけは他社製品で癖の少ない物を選び、すでにこちらはスタンバイOKです。設計者の方曰く、スピーカーは選びません!でした。
そうは言ってもマイクを使う訳じゃないので、JBL等ホーン型とは合わないような気がします。
3か月待ちなので桜の頃に届く予定なのですが、待ち遠しいですね。
本当はリファレンスシリーズにしたかったのですが、置き場所が…ですね。
家族に怒られちゃいます。リビングだし(涙)
by きつねどん (2015-02-13 14:09) 

きつねどん

C700が思いのほか早く届きましたので、ご報告いたします。
アンプとネットワークプレーヤーのみの購入です。
ケーブルはゾノトーンでバイワイヤリングは外しました。
NASはQNAPです。たぶん最近の流行りからそうずれてはいないかと。
やはりLAPCの入/切で違いは明らかです。
スピーカーの癖(元々少ないと思う物ですが)もあまり変わったように感じず、純粋に聴き易くなった感じです。疲れません。
但し、ひとつ大きな問題が部屋のつくりです。
スピーカーを替えた時から分ってはいましたが、これだけはどうしようもありません。
と言いつつ、これからトライアンドエラーを繰り返しながら追い込みをかけてみたいと思います。
ヘッドホンで聴いている方が気楽かもしれないです...
by きつねどん (2015-02-16 10:26) 

MONSTER ZERO

きつねどん様

コメントありがとうございます。また返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
早々に、ご購入とは羨ましい限り?(汗)
やはり、LAPC の威力は伊達ではない様ですね!?私もショールーム
で拝聴し驚きました。
ハイレゾ等どんどん新しいものが出てくる昨今ですが、どんなソースに
せよ良い音楽/思い出に残る音楽を好きな音で聴くことは無上の喜び
だと思います!
by MONSTER ZERO (2015-02-17 14:15) 

きつねどん

MONSTER ZERO様

発表時から気になっていて、何度も試聴を繰り返して決めました。
シアターも組むつもりでいましたが、映像関連の規格はしばらく流動的な状態が続きそうなので見送っています。
学生の頃に聴いていた音楽などもハイレゾ化されたものは入手してみたりしていますが、リマスタリングの手法でしょうか?善し悪しが分れているようです(ヘッドホンでの判断ですが)
兎にも角にも部屋を調整しないと、定在波がひどくて素人耳でも場所による音色の違いが明らかに分かる事態になってしまいました。
今までは5.1chで直接音を中心に聴いていたので気にならなかったようです。
甘い砂糖でできた底なし沼に足を突っ込んだ気分です(^0_0^)
by きつねどん (2015-02-19 10:49) 

MONSTER ZERO

きつねどん様

コメントありがとうございます。

「甘い砂糖でできた底なし沼に足を突っ込んだ気分です(^0_0^) 」
なんとも乙な表現!ありがとうございます(笑)

音の世界はハードもソフトも怖いですよね!



by MONSTER ZERO (2015-02-19 15:45) 

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