ハイレゾで試す距離感。。。。 [SONY ハイレゾ ダニー・ハザウェイ]
出来ますが。。。。。。。。。。。。。。。
以前から記している様に、ハイレゾでは。。。。。。。。。。。。
臨場感
奥行感(縦方向への音の広がり)
音の広がり(横方向)
等がより引き立つ感じを受けるのですが、ここでもう1つ
臨場感に近い感覚ですが、「距離感」と言うのもあると思います
距離感と言うのは例えば東京ドームや武道館と言っただだっ広い
場所ではなく、小さなライヴハウスや録音スタジオでの聴衆との
距離感や緊張感の中での「勝負感あふれる」レコーディングのこと
です
SONYさんがハイレゾに本格参入した2013年の秋にリリースされた1枚
のライヴアルバムがあります。。。。。。。。。。。
1980年に謎の自殺を遂げた、天才的シンガー。。。。。。。。。。。。。
ダニー・ハザウェイ(Donny Hathaway)
彼が、1972年にリリースした自身3枚目のアルバム
タイトルはズバリ Live!
収録は全8曲
1.What's Going On
2.The Ghetto
3.Hey Girl
4.You've Got A Friend
5.Little Ghetto Boy
6.We're Still Friends
7.Jealous Guy
8.Voices Inside(Everything Is Everything)
上記 1~4 が、ロスアンゼルスにある「トルバドール」と言うナイトクラブ
5~8 が、ニューヨーク・グリニッジヴィレッジにある「ビターエンド」と言う
ナイトクラブにて、いずれも前年(1971年)にライヴ録音されたものです
両方のお店共に私は伺った経験はありませんが、この2カ所でのライヴ
を聴くと観客とダニー本人との距離感の近さに驚きます
それと共に、ダニー本人が弾くピアノやバックミュージシャンのベースや
ドラムの迫力がスゴいと共に、いたずらに観客を覆い被してしまう様な
下品で猥雑な感じもしません
アーチストと観客が一体となってライヴを楽しんでいる、言わば観客も
アーチストの一員と思える様な距離感と臨場感を受けるのです
このライヴは、SOUL や FUSION 系ファンにとっては必須アイテムの
1枚であり、リアルタイムの頃から必ず1回はレコードに針を落とす人が
凄く多い名作です
近年ブームになっているアナログレコードですが本作は数年に1回の
ペースでアナログ盤としてもリイシューが続いている定番です
SOUL ファン10人に持ってると聞けば、ほぼ100%必携の1枚
アナログレコードのレーベル(A面、1~4曲目まで)
この白地は、プロモーション用(ラジオ局などへの配布用)です
本作一押しの、" What's Going On "
https://www.youtube.com/watch?v=ct0VXxB2zkA
私もこのアルバムに関しては、アナログ・CD 両方のソースを
所有しています(当たり前と叫ばれる方、結構多いです)
聴き比べれば違いは歴然
アナログの持つ温かみのある距離感と臨場感をハイレゾ音源は
見事に再現することにより、この名作をより深く大きなものにして
くれることでしょう
対するCDはノイズレスで良好な音がするものの、平べったい音質
であり、低域に「鬆が入っている」様な感じを受けます 要は低域は
効いてはいるものの締りがなく、ただ鳴っているだけに聴こえてしま
います
ハイレゾ音源ですと、アナログ同様に低域がキチンと締ると共に
このアルバム独特のバックミュージシャンも含めたそれぞれの
パートがしっかり聴こえる(但し、ヴォーカルを邪魔しない)様に
変身しているはずです
この人は、他の多くの黒人ミュージシャン同様に貧乏な身の上
の中でゴスペルやブルースを体験
しかしながら、大学へ進学しクラシックを学んだそうです
そうした体験からなのか、本作の選曲は白人シンガー(キャロル・
キング)の曲を取り上げるなど、それまでの白人・黒人の人間関係
以上に胸襟を広げると共に、1970年代初めの「ニューソウル」と
呼ばれた、当時のアメリカと言う国に対する矛盾と内省を促した
内容の歌詞にジャンルの垣根を取り払ったリズムとメロディを合わ
せた当時の音楽最前線に位置した人でした
当時のアメリカはベトナム戦争の泥沼化~撤退を余儀なくされた
時期でもあり、多くのアメリカ国民が自国に対して疑心暗鬼を抱
き始めた頃でした
正にニューソウル " Little Ghetto Boy "
https://www.youtube.com/watch?v=YLUh70zp0LE
日本でも人気が高く、かつてインスタントコーヒー(ネスカフェ)の
CMに使われ大ヒットした名曲「やさしく歌って」のロバータ・フラック
とは大学時代の同期であり、有名なデュエットアルバムも製作して
います
どちらも秀才・才媛であり、「同志」の様な間柄だったそうです
Donny Hathaway。。。。Oct.1 1945 ~ Jan.13 1979
ご存じの方も多いと思います 1972年産
ロバータ・フラック & ダニー・ハザウェイ。。。。これも名作
" You've Got A Friend " 、" Where Is The Love " で一躍
キャロル・キング作の名曲 " You've Got A Friend "
邦題:君の友だち
https://www.youtube.com/watch?v=ZRDYYFyAYVg
8年後の1980年にリリースされたデュエット第2弾。
邦題:ダニーに捧ぐ(Roberta Flack featuring Donny Hathaway)
ディスコ全盛の時でもあり、聴いて踊れる " Back Together Again "
がヒットしました 但し、全収録曲中デュエットは2曲のみで2曲目の
レコーディング直後にダニー氏は亡くなられたそうです
因みに、上記2作の内最初のデュエットアルバムの方 は
ハイレゾ音源化されていますのでぜひ
なお、コチラのお店 では年末にかけて珠玉のハイレゾ
三種の神器を貸出するキャンペーンを展開するとのことですので
このまたとない機会にぜひお試しください
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こんな機会はめったにありません
さすがはソニーショップ
以前のブログでも記したハイレゾキャンペーン
もありますし
今年の年末年始はハイレゾでお楽しみ下さい
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