30年前のビデオカメラ？！

間もなく、2014年も終わりになります。。。。。。。。。。。。。

厳密に言うと、31年前になりますが。。。。。。。。。。。。。。。

SONY 初のベータ方式カムコーダー（一体型ビデオカメラ）

ベータムービー　BMC-100

が発売されました（1983年7月）

いやぁ実に懐かしい

この頃から、宿敵 VHS に押され気味でベータ陣営は後塵を排する
ことたびたび

そんな中、SONYの意地と技術が成し得た製品がこれでした

カタログの表紙ですが今見るととてつもなく大きいですよね

しかしながら、このカメラ。。。。撮影オンリーなため再生機能
が付加されていない

従って、このカメラを売るにはベータのビデオデッキがなければ
お話にならず、ベータのシェアアップに繋げようとする戦略が
逆に、思うような販売台数には至らなかったのではと思います

対する、VHS陣営も VHS-C なる企画を作り82年にデッキを
翌々年には一体型ビデオカメラを発売

ビクター（JVC）から発売された、GR-C1
映画 "バック・トゥ・ザ・フューチャー" でも使われましたね

このアダプターにカセットを入れると、家庭のVHSデッキで再生可能

70年代から始まっていた、VHS vs Beta 戦争でしたがこの頃になると
ほぼ勝敗が見えてきた感があるのと一体型ビデオカメラは両陣営ともに
暗中模索気味と言うか、次世代ビデオカメラに向けての狭間製品的要素
が強い様にも思えました

SONYは業務用の分野では世界一のシェアをこの頃から誇っており民生
の分野で一敗地に塗れたものの、業務用での実績は目を見張るものが
ありそれは30余年を経た今もなお

いずれにせよ、VHS-C にしろベータにしろテープメディアであることには
変わりなく、今からすれば途方もない大きさと言わざるを得ません

それでも一体型と言うスタイルは当時とすれば画期的であり、ビデオカメラ
と言えば、↓ の様なセパレートタイプが当たり前

これは、キヤノンから出ていたセパレートタイプのビデオカメラ&デッキ
VC-10 & VC-20
共に、松下寿電子工業からの OEM 製品
この頃の松下寿電子は各メーカーのOEM生産で大忙し

この2つを背負ってですから撮影するにも一苦労でしたねぇ

30年後のカメラがコチラ


アクションカムこと、SONY HDR-AZ1VR

ちなみに大きさですが。。。。。

幅 約 24.2mm x 高さ 36.0mm x 奥行 74.0mm
重さ（なんてもんじゃないですが）：48グラム（電池込でも63グラム）

カメラとは言えないですよね。。。。

でもこんなにちいちゃいのに、約1,200万画素もあるんですって


とにもかくにも、30余年の進化をコチラの映像でご確認あれ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=yaM3oPfvsqE&feature=youtu.be&list=PLS7HhJc1FK0MGCgUxXzKOajlApJJ1supW




時代って怖いけどスゴいですね。。。

コメント 4

懐かしいですね。２５年前に買ったんです。
重かった記憶が残っています・・・苦笑
今は軽くて、腕も疲れません。
by 長友 (2014-12-16 11:29) 

長友様

コメントありがとうございます。
25年前ですと、BMC-100 の後継機種かもですね。
グリップ内にバッテリーを配したり等、今に繋がる機構も
あったりして斬新なSONYさんらしい製品でした！

確かに、今のカメラは不安なくらいに軽いです（汗）
by MONSTER ZERO (2014-12-16 14:26) 

BMC-100使いましたね。。
なつかしいですね。
プランジャーの音が、大きかったですね。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-12-16 19:47) 

なんだかなぁ~!! 横　濱男様

コメントありがとうございます。
実際にお使い頂いた経験からくる貴重な感想ありがとうございます！
今からすれば、前時代的な部分が多かったですね。
by MONSTER ZERO (2014-12-17 10:54)