命日を前に続々リリース!! [ハイレゾ サム・クック SOUL]
先日は日本が誇るムード歌謡の重鎮 フランク永井さんの
音源がハイレゾ配信開始になりましたが。。。。。。。。
先月24日を皮きりに、この方のアルバム(ベスト含む)が
いよいよハイレゾ音源として配信開始となりました。。。。。
いやぁ~待ってました
世界中が敬愛する、SOULの至宝。。。。。。
サム・クック
この人の音源がハイレゾ配信開始となります。。。感無量
昨日から開始になったのがコチラ
1964年3月1日に全米でリリースされた、通算11枚目(ベスト及びジョイント
アルバム除く)のアルバム。。。。。
Ain't That A Good News です
当時の米盤オリジナルジャケット。。。RCA Victor
収録は・・・・・・
1.Ain't That A Good News
2.Meet Me At Mary's Place
3.Good Times
4.Rome Wasn't Built In A Day
5.Another Saturday Night
6.Tennessee Waltz
7.A Change Is Gonna Come
8.Falling In Love
9.Home
10.Sittin' In The Sun
11.No Second Time
12.The Riddle Song
以上全12曲。。。昔なら、7~12 はB面ですね
このアルバムには何と言っても、オバマ大統領の " Change
Has Come " の源とも言える大名曲
" A Change Is Gonna Come "
が収録されていることです
カバーバージョンも星の数ほど多く、ジャンルを超えた名バラード
として歌い継がれています
他にも、いわゆる「サム節」が堪能出来る、"Another Saturday Night "
やパティ・ペイジでおなじみの名曲 " Tennessee Waltz " をサム節で
アップテンポの軽快なナンバーへと大変身させています
タイトルナンバーはどことなくレイ・チャールスの名曲" I Got A Woman " の
アップテンポ版に聴こえますがそこはご愛嬌
そして、このアルバムがリリースされてから、9ヶ月後の1964年12月11日に
彼は非業の死を遂げます
そうです。。。。明後日が命日。。。。しかも亡くなられてちょうど50年に
なります(東京オリンピック&新幹線開通の年)
半世紀も前の音楽をハイレゾ化。。。。とお思いでしょうがこの人の作品は
過去にLPやCDでかなりハイスペックなアルバムが出されておりました
LP 時代末期の1986年リリースの2枚組ベストアルバム
" A Man And His Music "
このアルバムの音質が素晴らしく、多くの方々が作・クックの
リファレンスアルバムにしていたはずです(後にCD化)
そして、CD当たり前の2003年リリースのベスト盤
実はこのアルバム、ハイブリッドCDと呼ばれておりました。
要は、普通のCDとして再生可能であると共に冒頭に記した
当時新技術として発表されたばかりの、SACDとしての再生
も出来るのです
SACD=スーパーオーディオCD
先のアルバムには収録されていなかった曲も含め全31曲が
SACD化。。。。プレーヤーが高価で叶いませんでしたが正に
究極のサム・クック節を拝聴出来たわけです
普通のCDプレーヤーでも驚愕の音が聴けました
そして、このSACDの機能こそがハイレゾと同じ機能なのです
SACD=DSD=ハイレゾと言うわけです
今回のハイレゾ化は、WAV 及び flac と言う機能を用いており
DSDとは異なるものの11年と言う歳月と、往時の方も含めての
サム・クックファンのリクエストもあったかも知れません
SOUL MUSIC の世界を作ったのは4人の偉大なシンガーだと
言われています
サム・クック、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールス、ジャッキー・ウィルソン
の4人(四天王)です
サム氏の1日前が命日な、あのオーティス・レディングもサム氏の影響を
色濃く受けており、サム氏の大名曲 "A Change Is Gonna Come "
にインスパイアされて作ったバラードもあるくらいです
この中で、今に至るまで数多くのシンガー/アーチストに多大な影響を
与えたのが今回ハイレゾ化となったサム・クックです
生まれながらのハイテナーヴォイスをゴスペルで鍛えるとと共に過去や前例に
とらわれない唱法を身に付け女性ファンはもとより多くのファンに愛された人
残念なことにこの人のファンは、日本では少ない方でした
リアルタイム(日本ビクターさん)でのリリースは良かったのですが、その後の
リバイバル的再発がほとんどないかあっても音質の悪いベスト盤くらいだった
のが一因なはずです(権利関係もあったかも)
その代わりと言っては何ですが、SOUL MUSIC 愛好家にとっては涙が出る
ほどに熱狂的に好きな人が多く、この人の曲を聴いて踊るソウルファンは今でも
数多くいらっしゃいます
この人と、ジェームス・ブラウンは別格扱いですね
レイ・チャールスはPOPS的要素が強く、ジャッキー・ウィルソンに至っては
知らない人の方が多いくらいです
そんな、ジャンルを超え世界中で愛されるSOULの至宝ミスター・ソウルこと
サム・クック
今回の名盤の他にもデビューアルバムを初め数枚のアルバムがハイレゾ
としてリリースされました。
個人的にはオール制覇したい気持ちですが、初トライの方は今回ご紹介
したアルバムより、先の " Portrait Of Legend " のハイレゾ音源を
聴いてみてください
清々しく、澄んだ様な彼の歌声を聴くことができるはずです
今の、日本の若いアーチストに聴かせたい人の一人ですね
サム・クック 永遠の名曲 " A Change Is Gonna Come "
https://www.youtube.com/watch?v=nOYuhLNwh3A
" A Change Is Gonna Come " にインスパイアされたあの
オーティス・レディングが作った名バラード
" I've Been Loving You Too Long " 。。。邦題:愛しすぎて
https://www.youtube.com/watch?v=qZ6OrrkeVFo
サム・クックが " A Change Is Gonna Come "を作るキッカケ
になったボブ・ディランの名曲 " Blowing In The Wind "
邦題:風に吹かれて
https://www.youtube.com/watch?v=7GDqvnGai50
サム・クックによる、" Blowing In The WInd " のカバー
https://www.youtube.com/watch?v=GUtGnYy41ms
偉大なるサム・クックの名曲を ↑ & ↑ のベストバイ・カップルでいかがでしょう
名曲はいつの世も不変且つ普遍ですね
いやぁ、ハイレゾで聴いてみたいっす!!
by DEBDYLAN (2014-12-10 22:59)
DEBDYLAN 様
コメントありがとうございます。
ハイブリッドCDのベスト(Portrait of Legend)でも高音質に
たまげました!機会があればぜひ!
本日はご命日(没後50年)。。。。献杯します(汗)
by MONSTER ZERO (2014-12-11 09:56)