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70年代版ハイレゾ??! [SONY ハイレゾ SHURE V15]

先日のソニービルさんでのヘッドフォン試聴に際しまして。。。。。




聴き比べをした2曲。。。。

ヘイ・ナインティーン by スティーリー・ダン

ネヴァー・トゥ・マッチ by ルーサー・ヴァンドロス

聴き比べ時は、ネヴァー・トゥ・マッチの方はCDをソースにして
いましたが、試聴後我が家にて久しぶりに両方をアナログ盤で
聴いてみました[わーい(嬉しい顔)]

ヘイ・ナインティーンをHDDプレーヤーに録音した際に使用した
のと同じカートリッジで聴きました[音楽]

V15type4-1.jpg

1978年産、MMカートリッジの王者 SHURE(シュアー)から
発売された、SHURE V15typeⅣ と言う機種[手(チョキ)]

1960年代初頭に、typeⅠを発表以来5年前後のスパンで
新作を発売し続け、4代目となったのがコチラ[わーい(嬉しい顔)]

1978年と言うと、POPS界のほとんどのジャンルが完成された
頃でもあり、実験的な試みも含め音質面での向上/クオリティ
は、正直36年後の現代とそれほど遜色がないのではと思って
しまうほどです[がく~(落胆した顔)]

CDが世に出る4年前でありソースの主流はアナログ、録音メデ
ィアは100%カセットテープ(オープンリールはマニア・業務用
御用達)

SHURE の中でも、柔らかさに富み澄んだような音色を奏でる
のが本機であり、シリーズ中一番優しい音を出してくれる。。。。

そう、聴こえます[わーい(嬉しい顔)]

よって、同時期の低域の効いたファンクやディスコ、ジャズファンク
等はどちらかと言えば先代の、typeⅢ の方がノリノリ感を味わえ
る様です[がく~(落胆した顔)]

ブラックミュージック系と言えば、ディスコ/クラブDJ 御用達の機種
M44G と言うことになるでしょうが、解像度や改めて「聴く」と言う側面
からですとやはり、V15 シリーズの方が適している様です[ダッシュ(走り出すさま)]

久方ぶりのアナログ試聴。。。。結果はやはり同じでした[exclamation&question]

それは。。。。。

ハイレゾとは「別物」だと言うことです[わーい(嬉しい顔)]

ハイレゾの解像度は素晴らしく、立体感や奥行感を味わえるもの
であることに間違いはありません[exclamation]

そこにいるかの様な錯覚を覚えることもしかり[exclamation]

ただし、密閉された部屋の中で聴いているかの様にも捉えられます[ふらふら]

対するアナログは確かに(盤にもよりますが)ノイズ感は否めないものの
それがかえって空気感を醸し出す要因にもなります(ある種の曖昧さ)

ノイズ。。。と言うより空気感のな中に、人間がそこで実際に演奏し歌って
いる「息遣い」を感じることが出来るのです[手(チョキ)]

分厚い音を出すに最適な、M44G では空気感は感じません[ふらふら]
M44G.jpg

やはり、ある程度のプライスを意識しないとリアルな音風景はゲット出来
ないと言うことです[ふらふら]

更に、6ケタを超えるプライスになってきますと、盤との相性(盤の状態)に
よってかなり大きく変化します[がく~(落胆した顔)]

解像度は当たり前。。。それ以上にノイズレスの中に空気感を感じさせる
ための技術が要求(実現)されてきます。

一度、イギリスのリンと言うオーディオメーカーのアナログプレーヤーで
同じくリン製の AKIVA と言うカートリッジ、スピーカーにはスイス産の
ピエガと言うメーカーのもので試聴させて頂いたことがあります[わーい(嬉しい顔)]

以前もご紹介したこの方の。。。。。
Aretha Franklin.jpg
アレサ・" クィーン・オブ・ソウル "・フランクリン

Lady Soul.jpg
レディ・ソウル収録。。。。。

ナチュラル・ウーマン

自前を持っていき聴かせて頂きました。。。。。。。。。

当時の我が家では聴いたことのない何とも言えない暖かな音
実の姉妹をバックコーラスに従えた完璧なコーラスワーク[カラオケ][カラオケ]

更に、ノイズのほとんど聴こえない中でのリアルな歌声

1,000万円に届かんとするプライスは甚だ非現実の世界では
ありますが、これぞアナログと唸らされました[ふらふら][わーい(嬉しい顔)]

今の我が家でも、とてもそこまでは叶うはずもありませんがアナログ
の持つ温かさや柔らかさは十分再生出来ています[手(チョキ)]

V15type4-2.jpg
プロも愛用していた、名シリーズ
今でも、交換針が売られています。。。。。なんと日本製[がく~(落胆した顔)]

カートリッジを変えるだけで、音が様々に変化する[手(チョキ)]

これこそがアナログの醍醐味であり、素晴らしさですね[わーい(嬉しい顔)]

カートリッジとスピーカーを変えるだけで恐ろしいほどに変わるものです[がく~(落胆した顔)]

いわゆる。。。入口(カートリッジ)と出口(スピーカー)への拘りです[ダッシュ(走り出すさま)]

ここしばらくご無沙汰していましたアナログレコード再生。。。。。。。

連休も近づいていることだし。。。。。久々に拝聴しようと思います[音楽]


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ミスカラス

型番は忘れましたが、スタントンのカートリッジを使っていました。多分?値段は15000円位だったかなぁ。・・・。スピーカーはアルティクのバスレフ型の20センチのフルレンジスピーカー。M44Gは憧れでした。
スピーカーはその後、ダイヤトーンのDS-251にグレートアップしました。もうそれらは手元にはないですけどね。
by ミスカラス (2014-11-17 20:03) 

MONSTER ZERO

ミスカラス様

ワタシもスタントン使用していたことがあります。
力強い感じで、FUNK 系などにはマッチしていたと記憶しています。
アルテック。。。ダイアトーン。。。名機の系譜ですね!
ワタシもJBL時代がありました。
by MONSTER ZERO (2014-11-18 09:14) 

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