パイオニア PLX-1000 先行展示を拝見！

気温までアラフォー（小生はアラフィフもオーバー）な今日この頃ですが
意を決して、銀座にある「パイオニアショールーム」に足を運んでまいり
ました

先日の拙ブログでもご紹介しましたパイオニアさんが
30年ぶりに発売するアナログターンテーブル

PLX-1000

の先行展示をされているのがその理由。

昨日のブログでのHMVさんにも展示されているのですが
黒い布で覆われており、見せて頂くのが恥ずかしい様に
思えたので。。。。メーカーさんのショールームが一番良い
でしょうし

本日はDJイベントがある様で昨日が一番良いとの電話での
コメントもあり伺いました。

ショールームが地下1階～2階までありお目当ては地下1階
16時～18時と言う2時間のお披露目タイム。

パイオニアさんと言えば、DENONさんと並び90年代からDJ
機器に力を入れられており、CDJは世界初の発売とのこと

そんな現行CDJやミキサーと共に展示されております

実機に触れるのは初めてであり、子供のごとくいじくりまわして
きました

写真・肉眼同様に、SL-1200 シリーズ瓜二つなのはご覧の通り

ショールームの方に伺うに、SL-1200 の外観やターンテーブル
部分と同じ金型だそうです

トーンアームもSL時代の請負メーカーと同じとのこと

そりゃぁ、良いもの出来ますね

実際に触った感触としては。。。。。SL-1200に比べてです。

①START/STOP スイッチがSLよりなめらか（動作音がとても小さい）



②ピッチレバーが目盛ごとに止まらない

③TEMPO RANGE （回転数調整範囲）が設定されている



④針先を照らすライト。。。飛び出しはなめらか、しまう時は安っぽい音


⑤ダストカバーのヒンジが無い（これは良い）


その他、伺ったこととして。。。

①トーンアーム内部にゴムチューブを配しハウリングを抑制



②33回転での立ち上がり速度、0.3秒（SL-1200は0.7秒）

③2キロ近い重量差は厚さ9ミリの振動抑制材を搭載したこと



④着脱可能なPHONO端子には、TADで使用された金メッキと同等
⑤電源ケーブルも着脱可能



⑥④と⑤により、持ち運びがラクなのに加え高額&ハイクオリティな
ケーブルに交換可能。。。。ハイエンドな楽しみ方も可能

そんなこんなで、小一時間も談義してしまいました

先日のブログでも記した様に、あのP-3 を限定復活したら面白い
ですよねと言ったら、その方も同じでした

でも、当時の職人さんがいらっしゃらない事実が大きなハードル
ですねとのこと

またパイオニアさんに限らずこの時代の腕の良い職人さん達が
自主独立したり他の専業メーカーさん等に移籍された後、メジャー
ではないものの、「山椒は小粒でもピリリと辛い」製品を開発され
一部のマニアや昔からのユーザーに愛されている事実にメジャー
メーカーさんの宿命を見た気がしました

スクラッチ用のLPしかないので実際の音がどこまでなのかは自身
の耳では検証できませんでした

しかし、あのパイオニアさんが名機 SL-1200 をベースに開発し
発売するのですから間違いはないでしょう

後は、着脱可能な部分にハイエンドなケーブルを付けた時の音質
変化やハウリング抑制を徹底した結果がどうなるかですね

ちなみに海外のDJクン諸兄からも引きが多く当然輸出に大きな
比重が行くとの事。

日本ではCDJ～PCといち早くな感がありますが、今回のパイオニアさん
の快挙・英断がキッカケでDJ本来の原点に立ち返る機会になれば。。。

てなわけで、本機が売れるか否か。。。。。

売れないはずはないでしょう

と言うより、売れることが原点回帰の大いなるキッカケになるでしょう

74,000円程度のプライスとのこと、おそらく6万円台になるでしょう

それ以上に安価になるならないは問題ではないと思います

安いに越したことはありませんが限度があります

パイオニアさんが出すことを考えると特に。。。。。

とは言えパイオニアさん自身がこれがキッカケと言う発想なら別かも

「どうか売れてください」と思いを馳せつつショールームを後にしました。




昨日ショールームで頂いたパンフ
この中にパイオニアさん60年に亘るアナログプレーヤーの
歴史が書いてありますが。。。。。

あの、P-3 がありません

後継の、P-3a が載っているのです

P-3 と P-3a は似て非なりとよく聞きますが。。。。。

パイオニアさん何かのお違いでは

コメント 2

LPレコードは、全部捨ててしまいました。。
以前全メーカー生産をやめちゃったから、
カートリッジも手に入らないし。。
味があるから、アナログはいいですね。。

by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-08-06 19:34) 

なんだかなぁ～!!さん

コメントありがとうございます。
今、またアナログがブームになって来ている様ですが、個人的には一過性で終わるならもう勘弁してほしいです。
仰せの通り、CD驀進でカートリッジも虫の息になってしまった過去を振り返ると。。。。
でも、味がありますよねアナログは！
by MONSTER ZERO (2014-08-07 08:52)