温故知新。。。CBSソニー（現SME）。。。第1回アルバム発売は？

今では、SME（ソニーミュージックエンタテインメント）と呼ばれていますが
かつては

CBSソニーさんでした

昭和43年（1968年）にアメリカのCBS放送との合弁企業として
日本に、CBSソニー㈱として設立されたそうです。

誕生日は、昭和43年3月1日
翌年の昭和44年に初めてLPレコードを発売されたそうです

その時の記念すべき1枚が、1967年（日本は1968年）公開の
映画「卒業 (The Graduate)」のサントラ盤だそうです



今年は、ソニーミュージックさんが初めてLP（と言うよりアルバム）
を出されてちょうど45年だそうです

これです。
いやぁ、懐かしいです　ワタクシこの時小学4年生でしたからリアルでは
観ていません
後になってテレビ放送で観ました（確かTBS）




そーそー　この方があのミセス・ロビンソン
アン・バンクロフトと言ういぶし銀の女優さんが
演じられたました。　カッコいい方です
日本ならさしずめ奈良岡朋子さんでしょうか




日本公開時のパンフレット。


主演；ダスティン・ホフマン
共演：キャサリン・ロス／アン・バンクロフト／マレー・ハミルトン
音楽：サイモン&ガーファンクル

60年代後半に差し掛かったカリフォルニアのバークレーやサンタバーバラの
風景が随所に現れ、この約10年後に日本に西海岸ブーム到来







これがCBSソニーさん創立年に発売したドーナツ盤
今では、7インチ盤っすか



若々しいサイモン&ガーファンクルのライヴ
" サウンド・オブ・サイレンス " の熱唱がご覧になれます

http://www.youtube.com/watch?v=cpOxTL1ueDM







CBSが、ソニーさんと合弁する前はコロムビアレコードが
発売していました
微妙なジャケ違い（文字違いか　）
ちなみに、おみ足はミセス・ロビンソン





映画のサントラ盤の前に発売された主題歌 " サウンド・オブ・サイレンス "
ガーファンクルのコンポラスーツが微笑ましい






映画とは別に発売された " サウンド・オブ・サイレンス " を
タイトルにしたLPで有名なジャケット


映画の主題歌になった " サウンド・オブ・サイレンス " は大ヒット
同じく映画の挿入歌だった、" ミセス・ロビンソン " や " スカボロー・フェアー"
も大ヒット　ついでに" ４月になれば彼女は " も小ヒット

1枚のLPから4曲もヒットが出るサントラは珍しい


 " サウンド・オブ・サイレンス " の様な曲のことを「フォーク・ロック」などと
呼ぶようにもなりましたね。


サイモン&ガーファンクルは他にも4枚ほどのアルバムを残し解散。。。。
再結成を繰り返しつつ現在に至っております


彼らもアメリカを中心とした60年代のポップス革命期を代表するアーチストでした。



彼ら最後のオリジナルアルバムから表題曲 " 明日に架ける橋 "
もう、有名とかなんとかいう世界ではありませんね


この人達の作品も何度も体裁を変えて再発されていますので
いつでも手軽に楽しむことが出来ます

残念ながら、彼らのハイレゾ音源は目下未発
レコーディングもかなり緻密で良かった記憶があるので期待したいです



元来がゴスペルタッチな" 明日に架ける橋 " を見事にライヴで
カバーしたエルヴィス・プレスリー。

ポール・サイモンをして「この曲はこういう風に歌うのです」と
言わしめたとか

他にも、アレサ・フランクリン、メリー・クレイトン等黒人シンガー達にも
カバーされている名曲。やはりゴスペルタッチなところがカバーされ易い
理由だと思います


名曲は時代・人種・国境を超える良きお手本です



その後、CBSソニーさんは皆様ご存じの

キャンディーズ、山口 百恵、松田 聖子（敬称略）をはじめとする70年代に始まる
アイドル路線まっしぐらとなっていったのです