Egretta は ジャパニーズ・イタリアン? [エグレッタ スピーカー 日本 イタリア]
エグレッタ
??とお思いでしょうが、イタリア語です。
日本語に訳すと「白鷺」・・・そう、鳥のシラサギのことです。
この言葉を商品名にした会社が広島県にあります。
オオアサ電子株式会社という企業さんで、液晶やLED製品などを製造
されている会社です。
この会社が、スピーカーを発売しています。
さる2月20日にテレビ東京で放送されている「カンブリア宮殿」にて、この会社さんと
スピーカーが紹介されました。
一般的な、リスナーに向かって鳴り響く通常のタイプではなくツィーターが真上に
向いているスピーカー!
いわゆる「無指向性」と言って、平たく言えば360度鳴り渡る様に設計されています。
基本的には設置場所を選ばない・・・・どこにいても同じ様に聴こえるのです。
なのでご家庭のリヴィングやキッチン、寝室はもとよりシティホテルのロビーや
室内のオシャレなインテリアの一部としてもピッタリなスピーカーです。
「さぁ、聴くぞ!」と言って左右のスピーカーと自分の位置が三角形になる様に構え
儀式のごとく聴くと言うより、「快適なBGM」として何か作業をしながらも耳に入って
くる感じが適しているタイプのスピーカーだと思います。
↑これが Egretta TS1000 全高92センチ。テレビの両サイドにも似合います。
↑これもEgretta TS1000
見方によれば、宇宙ロケットっぽくも見えます!
昔の SF映画を思い出しそう(笑)
↑これが Egretta ・・・・・本物のシラサギ(白鷺)です(笑)
ナイスなネーミングです。
↑ 無指向性を表わす、天を向いたスピーカー。
従いまして、スピーカーの王者 JBL やタンノイ等とは根本的に異なる
価値観/タイプのスピーカーとお考えください。
さらに、設置するスペースは選ばない代わりに聴く音楽ジャンルは
選ぶかも知れません?
「?」と言うのは聴くご本人ではなく、鳴るスピーカーの方でジャンルを
選ぶ気がするのです。
リヴィングやキッチン、ホテルのロビーと言えば静かな中に何気なく
鳴っている様なBGMが求められます。
その様なシチュエーションでロックやヒップホップ系の賑やかな音は
不向きと言わざるを得ません。
ラウンジ系、ボサノヴァ、クラシック、ジャズやジャズヴォーカルの
大人し目の音楽にとてもよくマッチします!
このスピーカーを開発・製造しているオオアサ電子㈱さんの東京オフィスが
新橋6丁目にあり二度ほどお伺いして視聴させて頂きました。
数枚のCDを持参して聴かせて頂きましたがその中で私的ナンバーワンは
コチラ!
いわゆる「宇田川系」と言われた各ジャンルの名曲をボサノヴァ風に
アレンジしたカバー集。流行りましたねぇ、コレ。
冒頭の波の音が出た瞬間、360度に拡散する特性にドンピシャリ!
「何気に・・・・・・・聴く」には最高でした。
そしてコチラ・・・・・・・・・・・
視聴曲 " You'd Be So Nice To Come Home To "
永久不滅の大名曲!
1950年代に録音されたものですがモノラルの古さを全く感じさせない
優しくもシッカリ、真面目に録音された響き。
ただし、ヘレン女史の声が楽器の奥に引っ込んだ様に聴こえます。
音源にもよりますが彼女の存在を中央奥に感じます。
楽器が前に来ている雰囲気です。
この辺は好みですね。
ただし、付属のリフレクターを付けると途端にヘレンが中央に出て
歌っている様に聴こえます。
リフレクターを付けるとリスニングポイントが固定されるので左右の
スピーカーと三角形を結ぶ位置に座るとベストです。
意外だったのが・・・・・・・・・
視聴曲 " What's Going On "
ソウルミュージックうんぬんを超えたアメリカンポップスの大傑作!
ソウルファンにはもはやBGMと言っても過言ではなく、40年を超えた
今なお人気の高い名盤ですが、タイトル曲を聴かせていただくと・・・・・・・
意外や意外?音が平べったいのです?!
特段、ベースやドラムを意識するわけではないのですが、マーヴィンの声が
高めに、かすれた様に聴こえるだけでなく全体的に高音部に偏っている様な?
そんな気がしました。中域がイマイチと言うことだと思います。
もちろん、アンプでの調整で好みの音質に近づけることは可能です。
もしかしたらですが本CDは2000年に発売されたデラックスエディション版でした。
高音質で有名なシリーズで、ジェームス・ブラウンのもそうでしたが音質は素晴らしい
代わりにアナログ盤で味わえた音のぬくもりと厚みに欠けており未発表バージョン
の有難味との交換みたいな思いをしたので、ほかの音源やメディアならよりベター
かもしれません。
そして、面白かったのが・・・・・・・・・・・・
ディスコ全盛時代にヒットしたエモーションズという女性コーラスグループ
のヒット曲" I Don't Wanna Loose Youre Love "
日本では当時「恋のチャンス」というタイトルでしたが、この曲の昔懐かし
アナログ45回転シングル盤をCD-Rに録音したものを聴かせて頂いた
のですが、これが凄いのナンの!
バックのベースもドラムもブリブリ言ってます!
コーラスの三姉妹も力一杯って感じ!
更に、バックの演奏があのアース・ウィンド&ファイアーなのも理由の1つ?
大人し目のBGMに適した Egretta も音源がアナログでこの手になると
一転!この様にワイルドになるんですね!これは新発見でした。
この手の曲はいわゆる「ドンシャリ」と呼ばれる系統ですが意外や意外?の大健闘。
録音時のカートリッジ等にもよるかも知れませんが驚きました。
そして、未聴ながら間違いないと思えるのが・・・・・
我が国女性ヴォーカリスト中、最高の癒しと温もりを感じさせる人
由紀さおりさんのベストCD。
近年、話題になり現在も大活躍中!
ジャズやクラシック等に代表されますが、優れた録音環境で製作された音が
ハイエンドな機器で再生されれば高音質な体験が出来るのは当たり前です。
それよりBGMに適し、「ながら系」や「癒し系」で聴くに適しているEgretta が
一皮むけばメディアや音源によっては「そのまま」の音が出てくることの方が多くの
「聴く場面」を持っている気がします。
近年、ブレイク中の「ハイレゾ音源」もイケると思います。
上記の曲のハイレゾ版ならより納得いく感想が得られるかも知れませんね。
低域に関してはこのままでも良いし、好みによってはサブウーハーの力を
借りる手もあります。
しかも、このスピーカー・・・・・・・・・・・・・
すべてを手作業且つ日本国内で生産されているのです!!
部品まで国内調達。
今の時代、実にレアなことです。
そうしたハンドメイド&メイド・イン・ジャパンゆえ、生産期間に
多少の時間を要するものの、本体周りを「漆喰」で覆う等のシブさは
メイド・イン・ジャパンならでは?!の匠の技と言わざるを得ません。
更にスピーカー本体は、特殊な「紙」で出来ているそうです。
他にも木目調などのオプション・カラーが出ております。
2本1組で税別25万円と言う価格、さらに原則値引きなしと言う設定が
今、このカテゴリーでどうなのか?を問う前に一聴して頂き、機械としての
性能とメイド・イン・ジャパンならではの「作りこみの良さ」を、一人でも多くの
方々に実体験して頂ければと思います。
世の中には、価格だけで判断出来ないモノがたくさんあります。
Egrettaもそんな1つな気がします。
スタイリッシュで拘りを持ったハンドメイド&メイド・イン・ジャパン
の逸品。。。。。
お使いになる方全てに、Something Specialを与えてくれるはずです。
Egretta TS1000・・・・・・・2本一組 250,000円(税別)
Egretta TS 550・・・・・・・・2本一組 76,000円
(税別/アクティヴスピーカー)
Egretta TS 500・・・・・・・・2本一組 61,800円
(税別/パッシヴスピーカー)
ご興味ある方や視聴をご希望される方は
↓まで
〒105-0004
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋ビル
株式会社テックスタッフ
Egretta(エグレッタ)担当:山田まで
00-6809-2851
03-6809-2852(FAX)
そしてそして・・・・・・・・・・・
この素晴らしいイタリア語で命名された、メイド・イン・ジャパンのスピーカーで
お好きな曲をBGMにしながら・・・・・・・・・・・・
こんなワインで優雅なひと時を!
ベルギーの「ブリュッセル世界ワインコンクール」にて3度も金賞をゲットした
世界一美味しいシャルドネ?!と言われたイタリアの白ワイン
" マラミエーロ・プンタ・ディ・コーレ "
これ最高です!!
キンキンに冷やして!
確かにウマい
Egretta=ジャパニーズ・イタリアンですから、コチラも?(笑)
地元広島に敬意を表して・・・・
とりあえず、越後も負けてません
かの「久保田」で有名な新潟朝日酒造製のスーパー大吟醸。
「得月(とくげつ)」・・・・・水みたいにグイグイいけて怖い。
1年に1度、賞味にありつけます。
未体験ながら、先の酔心も同じような飲み口でしょう。
くれぐれも、Egretta に聴き惚れて飲みすぎない様に
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